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不意打ちあり

2009.06.26.Fri.02:43


「夜になる前に」

原題: Before Night Falls
製作年: 2000 年
製作国: アメリカ
監督: ジュリアン・シュナーベル
出演: ハビエル・バルデム、オリヴィエ・マルティネス、アンドレア・ディ・ステファノ、ジョニー・デップ

before night falls


[あらすじ] (参照: goo 映画
キューバの亡命作家・詩人レイナルド・アレナスの生涯を描いた作品。アレナス (ハビエル・バルデム) は、 学生時代に作家を目指すが、カストロ政権下における、芸術家や同性愛者の弾圧政策によって、迫害を受け、警察から追われる身となり投獄される。その間も小説を書き続け、世界的に名が知られるようになるが、やがてニューヨークへ亡命。

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ハビエルが初めて英語のセリフに挑戦した作品ということぐらいしか、予備知識がないままに観たので、事前にストーリーのチェックをしていませんでしたが、ハビエルが画面に現れると、瞬時にこの主人公は同性愛者だなぁとすぐわかりました。それぐらいハビエルはアレナスになりきっていたように思えました。

この作品、何と言ってもハビエルの演技が凄い・・・。強烈なインパクトなんです。こういう役者だったのかぁと感嘆することしきりでした。ヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞したという実績がそれを裏付けていると思うのですが、陳腐な表現しか浮かばないけれど、とにかく凄いです。

作品は実在の人物の生涯を描いているので、ストーリーは、おそらく若干の誇張はあるにせよ、実体験的な臨場感あふれる展開でした。キューバのカストロ政権下における、芸術家や同性愛者に対する抑圧はすさまじいもので、アレナスの場合、作家であり、かつ同性愛者であり、反逆分子としての条件が満たされすぎているほど満たされていたわけです。社会政治的な背景や圧力が、この作家の力を押し出したのかもしれません。

ともあれ、アレナスが無事に亡命できるまでは、手に汗握る綱渡りな展開で思わず身を乗り出して見てしまいました。繊細な感性を持つ詩人の生涯を、時にはドキュメンタリーのように、時には叙情詩のように綴りながらも、どこか映像が前衛的な感じがしたのですが、監督のジュリアン・シュナーベルは、新表現主義の画家でもあるそうで、そうした監督の特性も出ているのかもしれないと、なんだか頷けてしまいました。この監督、「潜水服は蝶の夢を見る」 で、第60回カンヌ映画祭監督賞を受賞しておられます。


そして、この作品が名を高めている理由のひとつには、ハビエル以上にジョニー・デップのカメオ出演のお蔭に違いありません。とても妖艶な (意味違う?笑) ジョニデ、しかも二役。コスプレかっ!とつっこみを入れたくなるような遊びの場面がありました。

この作品名でググると、すぐにジョニデ動画にたどり着きます。最初のボンボンでは、「あれ、ジョニデっぽ~い」 と思ったけど、まさかご本人とは思わず、二役目の中尉では、「ええーーっ、なんかワタシ、目がおかしい?」 と思ったのですが、エンドロールで、ジョニデの名前が出ていたので、「ふぎゃ」 と。二役ともジョニデだったとは・・・なんとも不意打ちを食らった場面でした。ついでに、ショーン・ペンも出ています。


★★★★


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