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神経戦なのに笑いあり

2009.07.03.Fri.15:29
「神経衰弱ぎりぎりの女たち」

原題: Mujeres al borde de un ataque de nervios
製作年: 1988 年
製作国: スペイン
監督: ペドロ・アルモドバル
出演: カルメン・マウラ、アントニオ・バンデラス、フリエタ・セラーノ、フェルナンド・ギレン、ロッシ・デ・パルマ


nervios


[あらすじ]
声優のペパ (カルメン・マウラ) は、ある日、何年もつきあったイバン (フェルナンド・ギレン) からの留守番電話を聞くと、荷物をまとめておいてくれと言い残してあった。イバンはペパを捨てるつもり。ペパはイバンと話し合いがしたくて、何とか連絡を取ろうと試みるが、なかなかつかまらない。ペパは想い出の詰まったアパートを人に貸すことにする。イバンからの連絡を待つ間、ペパのアパートにはいろいろな人がやってくる。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


ペドロ・アルモドバル監督の作品のあらすじを、自分なりに書こうなんて、そんなおこがましいことを考えてはいけないということが最近よく分かりました。とにかく、主人公を中心として、ストーリーがいくつもいくつも組み立てられていて、人間関係が入り乱れているので、文才のないワタシにとっては、文字にするのは至難の業です。書いたものを読むより見た方が早いっ!!と思うのです。

もう、自前の人物相関図でも描いちゃおうかなと思うぐらいです (笑)。

そして、ストーリーの組み立てですが、登場人物の会話によって徐々に積みあがっていくところが、この監督作品の特徴でしょうかね。

これは、スペイン人気質に由来すると言えるような気がします。なぜなら、スペイン人っておそらく自他共に認めるおしゃべり好きの民族。バルなんてうるさいですよ。沈黙が耐えられないのか、ずーーっとしゃべり続けていますね。声もどんどん大きくなるし。

人との会話の楽しみ方を知っているというか。それはそれは、ちょっと羨ましいと思うほど、会話を楽しんでいますね。そういう巧みなおしゃべり、話術の面白さは、映画でもよく活かされていると思います。

きっとスペイン語が分かると、もっと面白いのだと思いますが・・・

ともあれ、この作品でも登場する人々は、タイトルどおり、登場する女たちは神経衰弱ぎりぎりですから、泣き喚きながらしゃべり始められると、そりゃもうこちらまで神経すり減らしそうなぐらい、そのおしゃべりについていくのが大変です (爆)。

これもある意味マニアックな作品でしょうかね。

ドタバタコメディ仕立てなのですが、ストーリーは破綻していませんし、女たちのキャラもしっかり描かれています。神経戦なのに笑えるというのは、これまで観たことないようなコメディだと思います (笑)。特に、最後の締め方がいいですね。そこに至るまでのドタバタが嘘だったかのように、静かで。コントラストが効いているのでしょうかね。


★★★☆



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