スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Kunstmuseum Basel ~ Vincent Van Gogh

2009.07.18.Sat.19:33


バーゼルに戻ってきたら、絶対見るぞと思っていたのが、バーゼル市立美術館 Kunstmuseum Basel のゴッホ展です。

VINCENT VAN GOGH (フィンセント・ファン・ゴッホ)
Zwischen Erde Und Himmel (天と地の間で)
DIE LANDSHAFTEN (風景)

vangogh


連日大賑わいでして、この夏、バーゼルのイベントの目玉です。

ゴッホが画家としてスタートした土地、オランダのニューネンに始まり、フランスのパリ、アルル、サン=レミ、そして生涯を終えるオワーズに至るまで、こうした土地と年代を追いながら、ゴッホの風景画の変遷を表現した展示でした。

オランダで画家としてスタートした頃は、色使いもアース色ばかりで、オランダという土地がそうなせるのか、風景自体が暗いのか。

パリにやってくると、印象派のアーティストたちとの交流により、その影響を受け、美しいパステル調で陽光のまぶしさを感じさせる作品が増えます。ピサロの点描画のような作品が目立ちます。

アルルでのゴーギャンとの共同生活時の作品では、印象派の技法を離れ、そして、耳切り事件。

自らサン=レミの精神病院に入院してからの作品は、もう完全に、あの力強い筆触と、鮮やかな色使いの作品へと変容していきます。

オワーズ時代には、筆触はそのままでも、色使いが少しマイルドな作品もあります。

こうして、時代を追って風景画を見ると、たとえば、最初の方は地平線が低いところに描かれていましたが、だんだんと地平線の位置が上がっていくとか、天と地の配分が微妙に変化していくところが面白かったです。

画家を目指したのが 27 歳ごろだったのに、わずか 37 歳の生涯だったのですね~。この 10 年間の間に、油彩約 900 点、素描画約 1,100 点を残しているそうですから、ものすごい勢いで描いていたことになります。

今回の展示で見た 「糸杉」(↑ポスター参照) 。これは以前に見たことがある作品でしたが、ニューヨークのメトロポリタン美術館所蔵のものです。メトロポリタン美術館には、ニューヨークにいた頃よく通っていました。あれから 15 年以上経って、スイスの小さな町でまた目にする機会があるとは、この作品との邂逅に、不思議な気持ちがしました。





コメント

管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。