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そう、「映画は映画だ」よね

2009.02.21.Sat.03:35
「映画は映画だ」

韓国版 DVD
原題: 영화는 영화다
製作年: 2008 年
製作国: 韓国
監督: チャン・フン
出演: ソ・ジソプ、カン・ジファン、ホン・スヒョン、コ・チャンソク

eigahaeiga


監督の名前より、製作者キム・ギドクの名前や、主演俳優ソ・ジソプ、カン・ジファンの名前の方が常に先に出てきてしまうため、そういえば監督の顔を知らないなぁと思い、思わず画像を探してしまいました。なんとなく、この作品の中に登場する監督役のような方を想像していたら、風貌からして全く違いました (笑)。あとで、監督のインタビュー記事も上げたいと思います。

韓国ドラマ界きってのスター 2 人がインディー系作品に出演とあって、製作発表当初から話題になっていましたが、日本でもいよいよ 3 月 14 日公開。久々に韓流スター映画の日本公開ということになりますが、さて、このインディーな作品が韓ドラファンの方々にどれだけ受けていれてもらえるのかどうかは、不透明です (笑)。

まずもって笑ってしまったのは、役名でしょうか。
ソ・ジソプ演じるヤクザ  イ・カンペ 이강패
カン・ジファン演じる映画俳優  チャン・スタ 장수타
そして、コ・チャンソク演じる監督 ポン監督

カンペは 「やくざ」 という意味の 「깡패」 と音が似ているし、スタ は 「スター」 の 「스타 」 と音が似ているでしょ。名は体をあらわすどころか、そのままじゃない!(笑)。ポン監督はたまたまなのか、風貌がどことなく某ポン監督に似ているのは気のせいかしら。

ソ・ジソプが黒の服、カン・ジファンが白の服を着て対決する場面では、チャン・フン監督の師匠キム・ギドク監督 「悲夢」 に出てきた 「白黒同色」 を思い出してしまいました。

役者になりたかったヤクザと、ヤクザ役になりきれない役者との対決の構図は、シンプルで分かりやすいです。fake (つくりもの) と real (ほんもの) がガチンコ勝負するのですが、どちらもその線を越えそうで、交わりそうで、でも越えられないものがあるのです。

映画は映画なんですよ。所詮、つくりものなのですから。映画監督さんが、よくリアリティを出すとか、リアリズムを追求するというようなことを話すのをよく耳にします。

この作品の中でも、ヘナチョコ監督が、イ・カンペの本物ヤクザアクションを目にすると、リアルだ、リアルだとモニターに向かって目を丸くする場面があるのですが、そんなにリアルな世界が映像に欲しいのなら、フィクションなんてやめてドキュメンタリーでも作ったら?なんてイジワルな突っ込みを入れたくなりました。

映画で求められるリアルなものって何なのでしょうかね?

観客の視点でいうと、ストーリーが嘘っぽくなりすぎないこととか、セットが本物らしく見えることとか、迫力があることとか・・・結局、観客が求めすぎているのかもしれませんね。

fake と real という矛盾を抱えながらも、映画製作そのものは一体何なのかと、そんな根本的な疑問が投げかけられているように思えます。

最後のシーン。広大な干潟にカッコイイ男 2 人。たとえ泥まみれでもとても絵になります。泥にまみれてどちらがどちらなのか見分けられなくなりましたが・・・。そして、よ~く見ると、泥の表面で、ぴくぴくと何かがうごめいたりしています。これぞリアリティ?(笑)



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