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逃げる奴、追いかける奴、ぼやく奴

2009.08.26.Wed.11:59
「ノーカントリー」

原題: No country for old men
公開年: 2007 年
製作国: アメリカ
監督: ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演: トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリン、ハビエル・バルデム、ウディ・ハレルソン、ケリー・マクドナルド、テス・ハーパー、ギャレット・ディラハント、 バリー・コービン、スティーヴン・ルート、 ロジャー・ボイス、 ベス・グラント、アナ・リーダー

no country

[あらすじ] (参照: goo 映画
アメリカとメキシコの国境付近が舞台。荒野でハンティング中のモス (ジョシュ・ブローリン) は、偶然、放置された数々の死体を発見する。近くにはヘロインと現金も。危険に巻き込まれることを察知しながらも、大金を奪うがすぐに追われる身に。殺し屋アントン・シガー (ハビエル・バルデム) から必至に逃走しようとする。そして、この事件を担当する老保安官エド・トム・ベル (トミー・リー・ジョーンズ) もモスを追跡する。

原作はピュリッツァー賞作家コーマック・マッカーシーの小説 「血と暴力の国」。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


個人的にはテキサスに 3 年間暮らしていたので、テキサスとニューメキシコ辺りのカラカラに乾いた空気が思い出され、ちょっと懐かしい感じがしました。

いきなり、荒野に死体がごろごろ。なんだかテンポも遅いし。苦手な映画かもしれない... と思ったにもかかわらず、結局、次に何が起こるのかと、そのまま引き込まれてしまいました。

ハビエル・バルデムの髪型が印象的なこの作品。おかっぱ頭、いや、ワタシは最初、小公子?と思いました。だって、内巻きだから。この殺し屋、自分で毎朝、くるくるドライヤーでも使っているのかしらと想像すると面白すぎるのですが、そんなふうに笑っていられるのもつかの間です。笑っている間に、射抜かれてしまいます。ハートじゃありませんよ、頭を (笑)。

この人、一体何者??  どこからやって来て、何が目的なのかも不明。劇中で、その疑問が解決されるわけでもないのに、不気味な存在感だけで納得させられてしまうような怖さが滲み出ています。

音楽が一切聞こえてこないなんて、実は観ている間はまったく気付きませんでした。音楽で雰囲気を盛り上げるとか、その場の雰囲気を伝えるとか、そういうことが不要だったのですね。風景と演者の表情で十分伝わってきましたから。

ただただ、モスが捕まりませんようにとハラハラ、ドキドキ。モス役のジョシュ・ブローリンの見てくれがカウボーイ風で、お宝をめぐっての逃走劇、ドンパチありと、なんだかウェスタン要素満載なのですが、ウェスタンでよく感じられる孤高性というよりは、非情な暴力性がドロリと横たわっています。

トミー・リー・ジョーンズのテキサス訛りの英語で語られるボヤキが奥深いのですが、最後のセリフなどは 「ん?」 とワタシの理解力が追いつかないまま、終わってしまいました。深く追求したいようで、そのままそっとしておきたいような。

この三者の交差劇、嫌いじゃないです。


★★★★



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