スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スーツ姿に萌え

2009.09.08.Tue.10:14
「ダンス・オブ・テロリスト」

原題: Pasos de baile / The dancer upstairs
製作年: 2002 年
製作国: スペイン/アメリカ
監督: ジョン・マルコヴィッチ
出演: ハビエル・バルデム、ラウラ・モランテ、ファン・ディエゴ・ボト、エルビラ・ミングー、アベル・フォーク

the dancer upstairs


[あらすじ]
某南米の都市。真面目な刑事レハス (ハビエル・バルデム) は、世間を慄かせているテロリスト集団のリーダー エゼキエルの正体を追っていた。エゼキエルの正体も潜伏場所もわからず、チームの捜査は成果がなかなかあがらない。それでも、あらゆる手段を駆使して、エゼキエルの包囲網を狭めていくと...

原作は、ニコラス・シェイクスピアの 「テロリストのダンス」(新潮文庫)。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


タイトルを見た瞬間に、ハビエルの役はテロリストに違いないと勝手に思い込んでいたら、なんと、テロリストを追う刑事役でした。

刑事なので、ネクタイにスーツ姿で登場するではありませんか。これまで見てきたものは、修道士とか、パンツ一丁とか、オカッパ頭とか、杖をついた老人とか、何かと、個性的なキャラクター、設定の役を演じることが多いので、外見や衣装も一般的とは言えず... 。スクリーンの中で、ハビエルがスーツ着ているのを見ているのは初めてです (笑)。

今回は、普通なキャラであることにまず驚きました。普通はそんなことでは驚きませんよね。


先日も友人に、ハビエルのどこがいいの~?と、とても怪訝そうな顔で聞かれたのですが、ワタシはイケメンも好きだけど、二枚目役しかできない人より、役によってガラリと変わってしまう、そういう役者が好きなのっ!となぜかムキになって語りました (爆)。みなさん、早く気付いてください (笑)。

さて、この作品、名優ジョン・マルコヴィッチの初監督作品だそうです。ちょいネタばれですが、監督もカメオ出演していたりして...

扱っているのはペルーで実際に起こったテロ事件。作品の中では、某南米の都市という設定になっています。日に日に過激になる無差別テロを防ぐため、テロリストのリーダーを追う刑事との対決の話です。テロリストの正体を暴くこと、潜伏場所をつかもうとする警察の動きによってストーリーは展開しますが、それだけなのです。

よく言えば、とてもクールな視線で描かれているようですが、悪く言えば、捻りも何もなくて、一直線に進みます。

レハスの娘が習っているバレエの先生 ヨランダ (ラウラ・モランテ) が、レハスに絡んできて、もしかして大人のロマンス路線もありなのかと匂わせて、ソワソワしたワタシですが (笑)、ポスターから感じられるような官能ロマンスとはほど遠く。どちらかというとレハスの純愛ロマンスでした。

ペルーの実話がベースで、スペイン語文化圏の役者をそろえているのに、全編も英語で製作されていて、とても不自然でした。街の中では、看板に書かれている字も、テロリストの声明もスペイン語なのに、全員が英語を話すのは違和感がありすぎます。これだけでも、この映画の本来持つべき雰囲気が十分に伝わっておらず、マイナスになっているのではないかしら。

例えが良くありませんが、パレスチナ紛争を現地の人が中国語で演じているようなものです。

ともあれ、何かしっとりするものも、ガツンとくるものも、メッセージ性もあまりなくて、強烈な印象や鬼気迫る対立の緊張もあまり感じられません。個人的には、ハビエル・バルデムのスーツ姿はココで見られるということで、記憶に残ると思いますが...。


★★






コメント

管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。