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[TIFF 2009] 「よく知りもしないくせに」

2009.11.03.Tue.03:01
「よく知りもしないくせに」

原題: 잘 알지도 못하면서 (よく知りもしないくせに)
製作年: 2009 年
製作国: 韓国
監督: ホン・サンス
出演: キム・テウ、コ・ヒョンジン、オム・ジウォン、コン・ヒョンジン

likeyouknowitall


[あらすじ] (引用: TIFF 公式プログラム)
映画監督ク・ギョンナム (キム・テウ) は、地方都市の映画祭に審査員として出席し、旧友のプ・サンヨン (コン・ヒョンジン) にばったり出くわす。サンヨンの家で夜通し呑み、ホテルに戻った彼はサンヨンから 「二度と自分の前に現われないでくれ」 というメッセージを受け取るが、その理由はさっぱりわからない。数日後、ギョンナムは大学で講義をするため済州島を訪れ、先輩とその妻コ・スン (コ・ヒョンジン) に会う。ギョンナムは 20 代の頃、彼女と付き合っていた。彼女からこっそりメモを渡され、またもや微妙な関係に...

2009 年カンヌ国際映画祭 監督週間 出品作品


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


この作品のチケが取れなくてへこんでいたところ、友人から譲っていただけるという幸運に恵まれました。

この作品、個人的には期待通りでした (笑)。ユルい男女関係を描いたホン・サンス監督の作品は、「女は男の未来だ」 (2004) や 「浜辺の女」 (2006) があり、この作品も同じような路線のように思います。ワタシは、この路線が好きなので、また来た、来た!と。

前作の 「アバンチュールはパリで」 (2008) は、ユルいけど、どうも好みではなくて、舞台がパリというのがいまひとつピンと来なかった要因でもありますが。

何といっても、今回見たかったのは、映画監督役を演じたキム・テウ。、「女は男の未来だ」 でも見られた、「えっ、そんな!?」 といつも女に丸め込まれてしまう男をまた見てみたかったのです。

もうほんとに何やってるのよ!と喝を入れたくなる男とでも言いましょうか。どこへ行っても 「よく知らないくせに」 と言われ、ちょっと KY な愛すべきキャラなのです。酒と女には要注意ってことなのですけどね。

この作品の不思議なところは、目の前で映像が流れていながら、なぜか頭の中は小説を読んでいるようなそんな感じがするのです。

ユルい系の話なので、大事件が起こるわけでもなく、激しいアクションや CG などありえませんし、人と人との関わり方、会話、流れる空気だけで、話が成り立っていくところが面白く、そうした空気を読むことがそれこそ観客の役割のような気もします。

当然ながら、役者には空気に溶け込める演技力が求められるなぁと。大げさな身振り、空気を壊す表現は不要ですからねぇ。キムテウは適役でした。

この作品、不条理劇らしいのですが、ついついクスリと笑ってしまう場面が多くて、コメディとして処理してしまっていて、浅いようで実は奥深い..ということかしらね。


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