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[FILMeX] 「エクスプローディング・ガール」

2009.11.30.Mon.18:57
「エクスプローディング・ガール」

原題: The Exploding Girl
製作年: 2009 年
製作国: アメリカ
監督: ブラッドリー・ラスト・グレイ
出演: ゾーイ・カザン、マーク・レンドール、マリヤン・ウルバーノ

explodinggirl

[あらすじ]
女子大生アイヴィ (ゾーイ・カザン) は大学の休暇にブルックリンの母親の元へ戻ってくる。離れた恋人を想いながら、幼なじみの男友達アル (マーク・レンドール) と休暇を過ごすが、心の底から楽しむことができない。

ベルリン映画祭フォーラム部門で上映。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


昨年のフィルメックスで特別審査員賞を獲得した 「木のない山」 のソヨン・キム監督のダンナさまであるブラッドリー・ラスト・グレイ監督の作品。ソヨン・キムもプロデューサーとして参加されています。

「木のない山」 は、昨年の PIFF で見て、それほど感銘を受けた記憶はあまりないのですが (笑)、どういう作品だったかわりとよく覚えていますね。人の心の中を描く世界観が独特だったような気がします。

この 「エクスプローディング・ガール」 を見て、やはり 「木のない山」 と通ずるものがあると思いました。それほどセリフが多いわけでもないのに、心の中にある不安、揺れ、ためらいなど、そういうものが空気を通じてとても伝わってくる感じがするのは、共通している点かと。

タイトルは爆発する少女で、何か突拍子もない事をやらかしたり、1 人で突っ走ったりする話かと思わせてくれますが、そういうことではなく、恋に悩む、なんとも繊細な女子大生の話でした。それも、本当に恋愛だったのかどうか。そういう若い男女間の曖昧さ、脆さと、肉体的に成熟する少し手前の危うさが、うまくミックスされて描かれていたと思います。

爆発するのは、感情的な爆発かしら。

自分の気持ちや思いさえもうまく整理できず、相手に伝えることのできないもどかしさとか、どうしても踏み出せない一歩とか、そういう言葉にできないものが伝わってきました。

アイヴィを演じたのゾーイ・カザンの表情がとてもよくて上手いなぁ思って、検索をかけたら...

祖父は映画監督のエリア・カザン(「波止場」、「欲望という名の電車」、「エデンの東」)、父は脚本家であり監督のニコラス・カザン (「イナフ」、「ワイルド・スモーカー」)、母は脚本家・監督・プロデューサーのロビン・スウィコード(「SAYURI」、「ジェイン・オースティンの読書会」) ... 。サラブレッドだったのですね。

アメリカの大学生の恋愛ものというと、ついつい 「Beverly Hills 90210」 のくっついたり離れたりのイケイケ恋愛ドラマを想像してしまうのですが、まったく異なるものでした (笑)。




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