スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[FILMeX] 「ニンフ」

2009.11.30.Mon.23:22
「ニンフ」

原題: Nymph / นางไม้
製作年: 2009 年
製作国: タイ
監督: ペンエーグ・ラッタナルアーン
出演: Jayanama Nopachai、Wanida Termthanaporn、Chamanun Wanwinwatsara

nymph_filmex

[あらすじ] (参照: フィルメックス公式サイト)
ビジネス・ウーマンのメイ (Wanida Termthanaporn) は、冷えた関係となっているカメラマンの夫のノップ (Jayanama Nopachai) にキャンプへ連れて来られるが、夫は森の中で姿を消してしまう...

カンヌ国際映画祭 「ある視点」 部門で上映。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


タイ映画と言えば、ペンエーグ・ラッタナルアーン監督の作品しか見ていません。「わすれな草」、「地球で最後の二人」、「インビジブル・ウェーブ」、そしてこの作品が 4 本目です。なんと言っても、「わすれな草」 が一番印象的だったので、「ニンフ」 は楽しみにしていました。

来日できなかった監督のメッセージが、上映前に紹介されましたが、そこに 「これはホラー映画ではありません」 というようなくだりが.... タイでは、森の木々は、女性のニンフの成り代わりだと信じられているそうです。そういう自然への崇拝を込めてニンフを描いており、決して幽霊ではないと。

ええーっ、ホラーっぽい展開なのかしら?ホラーは苦手なのにどうするよ、と汗が....。でも前 3 作品を見ていて、この監督の色合いがそんなに怖ろしいものになるとは思えないと、監督を信じて (笑)...。

森の中の場面は、とても神秘的です。森の奥にわけ入ったことがありませんが、何が出てくるというわけでもないのに、ちょっと恐怖を感じました。入ると出てこれなくなるような... 引きずりこまれるような... 霊気のようなものを感じるからでしょうか。

森の湿気や冷たい空気などが、スクリーンを通じて伝わってきました。気のせいですが、ひんやりするのですよぉ~。しかも、音楽が恐怖感をあおるように効果的に挿入されていて...。

でも、何も出てきません。ただひたすら、森、木、苔、草、霧、水.... 森の映像と音楽だけで、この森に住むニンフたちの息遣いが聞こえてくるようです。

ストーリーは、シンプルです。「わすれな草」 のような、こってりとした人間ドラマが登場しませんし、「インビジブル・ウェーブ」 のようなロードムービーでもありません。イメージで綴られていく作品です。

個人的には、ニンフの姿が見えてしまうところが残念。ニンフの姿は見えない方がよかったかなと。やっぱり、ニンフは空想上の存在のままでいてほしいなぁ。

音楽が気になったので調べてみたら、担当したのは、日本人スタッフの清水光一さん。「インビジブル・ウェーブ」 でも担当されていました。西川美和監督の 「ゆれる」 の音楽にも参加しているとか。世界で活躍されているのですね。



コメント

管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。