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かっちょよすぎる 「パブリック・エネミーズ」

2010.01.06.Wed.22:43
「パブリック・エネミーズ」

原題: Public Enemies
製作年: 2009 年
製作国: アメリカ
監督: マイケル・マン
出演: ジョニー・デップ、クリスチャン・ベイル、マリオン・コティヤール、ビリー・クラダップ

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[あらすじ] (参照: Movie Walker
1930 年代のアメリカ大恐慌時代。鮮やかな手口で銀行から金を奪い、不可能とも思える脱獄を繰り返す世紀のアウトロー、ジョン・デリンジャー(ジョニー・デップ)は、独自の美学を貫くカリスマ強盗。ある日、デリンジャーは、情婦ビリー・フレシェット(マリオン・コティヤール)に目を奪われ、一途に彼女を愛する。一方、FBI 捜査官メルヴィン・パーヴィス(クリスチャン・ベイル)は、デリンジャー逮捕に執念を燃やし、デリンジャーを追い詰めていく。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


今年最初に鑑賞した作品。これはお正月に見ようと決めていました。重苦しくなく、情感が深まり過ぎないものをと思っていたので、きっとこれならサラリと見ることができるだろうと思っていたので、そういう面では当たりでした。

ストーリー性が希薄だとか、シナリオが粗雑だとか、キャラクターの輪郭が見えずらいなど、いろいろ言われているようですが、どの意見も当たらずといえども遠からずでしょうか。

良く見ようと思えば良く見えるし、そうでなく見ようと思えばつまらなく見えるし。

でも、これって、デリンジャーの自伝映画にするつもりだったのか、それともラブストーリーだったのか、そのあたりは確かに中途半端ですね。どちらにも重心がなくて。あるいは、アメリカの社会史ドラマ?でしょうか。

ギャングの世界にも、時代の変革が訪れ、銀行強盗なんて危ないまねをしなくても、もっと簡単に金を稼ぐ方法を取り入れていくギャングたち。次第に身の置き場をなくしていくデリンジャー。信頼していた仲間にも裏切られ、義理人情的な世界にも見捨てられていく姿も哀れです。

大恐慌による不安定な社会に、秩序をもたらそうと、犯罪との戦いに立ち上がる政府。そういう社会背景はよく表れていたと思います。

なんでも、劇中で起こった事件はほとんど、実際に事件が起こった場所で撮影したとか。監督のこだわりが見えます。

コスプレではないジョニー・デップ? いえいえ、とんでもない。実在したデリンジャーの写真を見たら、ビックリしました。ジョニーそのものじゃないですか。つまり、実際のデリンジャーにとことん近づこうとした、ある意味コスプレではないでしょうかね。

すごく面白いかと言われるとそうでもないけど、別にジョニーのファンでなくとも、硬派なジョニーの色気に騙されながら、サラリと 1930 年のアメリカにタイムスリップして帰ってこられる... そんな作品でしょうかね。


=====


余談ですが...

これで、3 ヶ国のパブリックエネミーを制覇しました (笑)。社会の敵もお国柄によって特色があって、見比べるのも面白いですね。各国に共通するのですが、なぜか、パブリック・エネミー役はカッチョイイ役者が演じています。


フランス:

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フランスのパブリックエネミーといえば、こちらも実在の人物を題材にした、ヴァンサン・カッセル主演の 「ジャック・メスリーヌ Part 1 ノワール編」、「ジャック・メスリーヌ Part 2 ルージュ編」。英題は 「Public Enemy」 で、2008 年 TIFF で紹介された際の邦題は 「パブリック・エネミー」 でした。


韓国:

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韓国のパブリックエネミーといえば、カン・ウソク監督の 「公共の敵」 シリーズですね。今のところ 3 作あって、「公共の敵」、「公共の敵 2」、「カン・チョルジュン: 公共の敵 1-1」。英題は 「Public Enemy」、「Another Public Enemy」、「Public Enemy Returns」 となっています。主役は、公共の敵を追い詰める刑事 (ソル・ギョング) の方ですが。





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