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幻想の館へようこそ 「Dr. パルナサスの鏡」

2010.01.29.Fri.02:03
「Dr. パルナサスの鏡」

原題: The Imaginarium Of Doctor Parnassus
製作年: 2009 年
製作国: イギリス=カナダ
監督: テリー・ギリアム
出演: ヒース・レジャー、クリストファー・プラマー、リリー・コール、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル、アンドリュー・ガーフィールド、ヴァーン・トロイヤー、トム・ウェイツ

imaginariumofdrparnassus

[あらすじ] (参照: Movie Walker)
舞台はロンドン。馬車仕立てで旅芸人一座が現れる。座長は年齢 1000 歳以上といわれるパルナサス博士 (クリストファー・プラマー)。出し物は、人の心の中の欲望を現す不思議な幻想体験ができる“イマジナリウム(幻想の館)”と呼ばれる鏡。実は、博士には秘密があった。博士は、娘ヴァレンティナ (リリー・コール) を巡って、悪魔の Mr.ニック (トム・ウェイツ) と取引をしていた。ある日ヴァレンティナは、橋から吊り下げられて死にそうになっていた青年トニー (ヒース・レジャー) を助ける。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


実は、ファンタジー映画はあまり得意ではありませんが、これは想像もつかないようなストーリー展開だったので面白かったです。

作品自体がイマジナリウム (幻想の館) だと思え、作品の中のさらに奥にあるもう 1 つのイマジナリウムをのぞいたような感じがしました。

「俳優目当てに行くんじゃない、このミーハー!」...と怒られそうですが、ヒース・レジャー、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルですよ。ファンであってもなくても、見たくなりますよね。ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの 3 人 が、トニー(ヒース・レジャー) の 3 つの顔ともいうべき役割構成なので、本来ヒースが演じるはずだった部分を、彼らがそれぞれの持ち味を活かしながらうまく描いていると思います。

脚本はテリー・ギリアム監督自身によるものだからか、遠慮がなくて、ストレートで強引に観客を引っ張っていく感じがします。ツカミもいいし、アタリもよくて、づかづかイマジナリウムの中に踏み込んでいけるような...

ストーリーは、深すぎず、軽すぎずという感じでしょうか。もっと深く掘り下げた話にできそうなところ、難解さを回避して観客の受容範囲に折り合いをつけた感じがしないでもありません。

正直、よくわからない部分はありますし、「それは何?」 と説明がないと立ち止まってしまうそうになるのですが、ひとたび躓くと楽しめなくなるので、ありのままを受け入れながら観た方が楽しめるかもしれません。

ネオクラシカルとシュールレアルが融合したような映像で、色彩感覚は気に入りました。ファンタジーだけど、想像上の動物がしゃべったりするわけではなく、あくまでも 「人間」 が主体。人間の欲望、悪魔との取引...この辺りはちょっと 「ファウスト」 を思い起こしました。

自分の心の欲望を映したイマジナリウムを見てみたいなぁ。怖いけど... 



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