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Vitra Design Museum

2009.03.10.Tue.17:27
近所のバス停から 55 番バスに乗ること約 20 分。ドイツ国境を越えて Vitra Design Museum (ヴィトラ・デザイン美術館)へ。国境を越えるといっても、行きも帰りもパスポートチェックなし(笑)。

ヨーロッパのファニチャーブランド Vitra のデザインが堪能できるミュージアムで、イスのコレクションで有名ですが、Vitra 社の工場がすぐそばにあります。

Vitra Design Museum by Frank O. Gehry
中は一体どうなっているのかと思うような外観
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ミュージアムでは、通常展示に加えて、2 時間のガイドツアー (英語 / ドイツ語) があり、工場敷地内にある著名な建築家の設計による建造物やショールームも案内してくれます。安藤忠雄設計による Vitra Conference Pavillion 内にも案内してくれます。

ガイドツアーでは、自由に質問もできて少人数だと面白かったです。

「Vitra のデザインはどこか馴染みのあるデザインだと思ったら、IKEA のデザインと似ているようだけど…」 とドイツ人の女学生が問いかけると、キュレーターは、次のようにきっぱりと熱く語ってくれました。

「IKEA と Vitra は、まったく異なるものです。IKEA はアイデアとしてデザインをコピーしているのだろうけれど、製品そのものはコピーできるものではありません。」 

「Vitra は大量生産をしないし、クライアントのオーダー、要求に応じて製作しています。何よりも品質重視。何年、何十年も耐えうる家具を製作しています。」

Vitra 社は、もともと、レイ・イームズ (Ray Eames) やジョージ・ネルソン (George Nelson) といったデザイナーと提携して、家具を製作して伸びてきた会社だそうですが、ちょうど George Nelson の特別展示をしていて、彼の 50 年前のデザインが、現在の私たちの生活にも通用するような、ある意味、普遍性を持つデザインで、かつ、まだ使用できる状態 (耐用可) だということにちょっと驚かされました。


◆ 敷地内ツアー ◆

Vitra Fire Station by Zaha Hadid
表から見るとホールか何かに見える建物ですが、消防施設です。こんなオシャレな消防署は見たことがありません。1981 年に工場で発生した火災を教訓に建てられたそうです。裏から見ると、「船」だという説明に、一同、へぇ×100 (笑)
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Vitra Factory by Nicholas Grimshaw (left)
Vitrashop Factory by Alvaro Siza (right)
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Vitra Conference Pavillion by Tadao Ando
建物が桜の木より高くならないようにとの配慮から、地下に会議室を設計するこだわりがあったそうです。
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外壁の上をちょうど、車が走っているように見えます。
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外壁には桜の葉が 3 枚だけレリーフのようになっていました。ちょっとした遊び心ですね。
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この敷地全体が、統一感のとれたデザインにより互いの建造物を邪魔することなく、工場そのものがアートでした。

Vitra 社のイスが欲しいと思ったら…
敷地内では現在 Vitra Shopping Center を建築中。そこで、欲しいイスが買えるようになるらしいです。でも、一体、イスのお値段はいくらぐらいに設定されるのかしら。キュレーターの方も 「それは何とも言えない (笑)」 とおっしゃっておられました。


デザインの知識など持ち合わせていませんが、見ているだけで楽しくなりました。

Link to ⇒ HP




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