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高麗的デカダンス 「霜花店 (サンファジョム) - 運命、その愛」

2010.02.10.Wed.01:27
「霜花店 (サンファジョム) - 運命、その愛」

原題: 쌍화점 (雙花店)
製作年: 2008 年
製作国: 韓国
監督: ユ・ハ
出演: チョ・インソン、チュ・ジンモ、ソン・ジヒョ、シム・ジホ、イム・ジュファン

frozenflower

[あらすじ] (参照: 公式サイト
舞台は高麗末期。高麗王 (チュ・ジンモ) は、幼少の頃から王に仕えてきた近衛部隊・乾龍衛の隊長ホンニム (チョ・インソン) を篤く信頼していた。そして、王は女性を愛することのできないため、ホンニムを寵愛の対象としていた。その頃、王は、元から迎えた王妃 (ソン・ジヒョ) に世継ぎができなければ、元の王族を次期国王とするよう迫られていた。王はやむなく、ホンニムに王妃を身ごもらせるよう命ずる。ホンニムは戸惑うが、次第に王妃と肌を重ねるようになる。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


タイトルは、悦愛的な高麗歌謡 「雙花店(サンファジョム)」 から取られたもの。また、熱情的な愛情であっても、花が散るかのごとく冷めてしまうという意味を同じ音韻 「霜花 (サンファ)」 に重ねあわせたもの。

この作品のモデルとなっているのは、高麗末期 (14世紀後半)、実在する高麗王 31 代 恭愍王 (コンミンワン) の時代。この頃の高麗王朝は、元 (モンゴル) の属国で、政治的な支配を受けていましたが、恭愍王は反元・改革の先鋒だったと言われています。

この作品は、タイトルの意味や背景を知らないと、なかなか理解しづらいところがあるかもしれません。でも、そんな予備知識を仕入れてから見る人ばかりではないので、そこが他国の史劇を見せる難しさですね。でも、副題の 「運命、その愛」 って、いかにも韓流商売って感じがするので要らないなぁと思ったり。

高麗王朝を題材にした映画やドラマはほとんど目にしたことがなかったので、衣装やセットは一見の価値がありました。のちの李氏朝鮮とも、古代の三国 (高句麗・百済・新羅) 時代とも異なり、衣装も調度品もより大陸的、西域的なトーンでまとめられていました。政治社会的な影響が映し出されているものと思われます。

さすがに R18+ 指定なので、かなりエロいです。そこまで見せなくとも... とこちらが赤面してしまうところもあり、昼間っから見る作品じゃないよと思ったり... チョ・インソン、チュ・ジンモ、ソン・ジヒョの 3 人とも、絡みのシーンはかなり頑張ったかな。テイクが長いんですよぉ、もう (汗;;)。

ストーリーには目新しいものはなく、王と王妃をめぐる人々の愛の葛藤、治世者の孤独、そして血生臭い事件と史劇にはつきものという素材ばかりでした。

ユ・ハ監督作品は、これまでに 「マルチュク青春通り」、「卑劣な街」 と見ていますが、何かに視点を定めるととことん撮るという感じがします。

この作品の主軸は明らかに王であって、この王の個人的な愛憎劇をごっそり暴いているような物語です。ただ、孤独な王、同性愛の王というコードはすでに 「王の男」 (監督: イ・ジュニク) で出ているので、そういう点でのインパクトは薄く感じられました。

そうは言っても、ワタシは単純なので、チョ・インソンの目がウルウルすると、こちらまでウルウル。そして、不覚にもチュ・ジンモの目のウルウルにも反応してしまって。なんだか、こういうウルウル、久しぶりでした。



★ 美男子タイム ★

2月9日(火)10:35~ シネマート新宿
「霜花店 (サンファジョム)- 運命、その愛」 イム・ジュファン舞台挨拶

この作品はどのみち見ようと思っていたけれど、前売券をまだ買っていなかったなと思っていたら、ちょうどイム・ジュファン舞台挨拶の告知が...

イム・ジュファンは某 TV ドラマをネットでちょこちょこ見て、目をつけていた若手俳優でした。とは言いつつ、この作品に出ていることすら知らなかったので、ファンというわけではないのですが、どうせ映画を見るのなら、舞台挨拶も見たいと思い、チケットをゲットしました。

ご本人、さすがモデル出身で、背は高くて顔小さい!! スクリーンで見るより、素顔の方がさらにカッコ良いかな。スクリーンで見る方が線が細い気がします。

「この作品の主人公でもないのに、舞台挨拶をするなんておこがましいけれど、機会をいただいて感謝します」 と、爽やかに挨拶。

チュ・ジンモとチョ・インソンの印象を聞かれて、「チュ・ジンモさんはお父さんのようで、頑張れよと背中をポンと叩いてくれるような方。チョ・インソンさんはお母さんのようで、とても多情多感な方」 と答えていましたが、劇中の同性愛コードそのものじゃない!!とワタシは 1 人で大ウケしていました。

「みなさん、昼間からこういう映画を見て、赤面しませんか? 熱くないですか?」 とか、なかなかユーモアのあるかわいいコメントが聞けました。

今後しばらくは、TV ドラマ中心に予定が決まっているそうですが、映画でもいい作品にめぐり合ってくれるといいなぁなんて思いました。

イム・ジュファン君 (←すでに 「君」 づけ) の出演作品やプロフィールを家に帰って調べてみたら、な、な、なんと、ワタシとイム・ジュファン君には重要な共通事項 (ヒミツです) があることを発見!!

昨日の出会いは、運命だったのかしらん??(爆)

あら、副題の 「運命、その愛」 ってことでしょうか??(爆)

やっぱり、「副題は不要」 とか言わないようにしーよっと。



コメント
白魚君
こんにちは。
あら、面白そうです。
日々鍛えたせいか、昼間でも赤面せずに鑑賞可能かな。
ウルウルする熱い愛、しかも朝鮮史好きの一般の(笑)友人に勧めてみますが、
普通に公開はあるんですかね。

白魚君と運命の出会い。
おめでとう。
大切に育てて下さい。
赤面の価値
you さん、日頃、何を鍛えているのですか? iPod に入れてるの?あんなシーン、こんなシーン(笑)。

>普通に公開はあるんですかね

なかなか、良いご質問(笑)。公開そのものはすでに先週末にシネマート新宿で。今週末から六本木で始まりますけど、上映方法がちょっとした話題に。

新宿の Screen1 初回を除く回と六本木での上映は、デジタル上映で、機材の都合上、途中で映写が停止するらしいのです。HP でも、あらかじめご了承くださいとあります。つまり、新宿の Screen1 初回のみがフィルム上映 (今週金曜まで)。

いやいや、ワタシは朝っぱらから赤面しながら見た甲斐があったというものです^^;


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