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[フランス映画祭] 「旅立ち (原題)」

2010.03.25.Thu.17:24
フランス映画祭 2010
「旅立ち (原題)

原題: Partir
製作年: 2008 年
製作国: フランス
監督: カトリーヌ・コルシニ
出演: クリスティン・スコット・トーマス、セルジ・ロペス、イヴァン・アタル

partir

[あらすじ] (引用: フランス映画祭公式サイト
医者の夫と 2 人の子供と南仏に暮らすスザンヌ (クリスティン・スコット・トーマス)。何不自由ない専業主婦の生活も、窮屈に思えて仕方のない 40 代の彼女は、子育てのためにあきらめた運動療法士の仕事を再開することに。カウンセリング室の増築工事が始まり、彼女は現場で働くイヴァン (セルジ・ロペス) と知り合う。前科のある男と激しく惹かれ合うようになったスザンヌは、家族も安定した暮らしも捨てて、彼と生きる決意をするが...

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


この作品、日本での配給はまだ決まっていないそうです。

クリスティン・スコット・トーマスが見たくて、この作品を見ました。最近では 「ずっとあなたを愛している」 での彼女がとても印象的で、好感の持てる女優だからです。なんと言っても、ワタシの大好きなブリティッシュ・コメディ 「フォーウェディング」 にも出演していて、そのときの役柄にホロリと涙させられ、とても好きでなのです。彼女は、とてもフランス人っぽいけど、実は英国人。

相手役のセルジ・ロペスって、「マップ・オブ・ザ・サウンズ・オブ・トーキョー」 で菊池凛子の相手役だった男優ですよね。彼の体毛を見て、思い出しました (笑)。

上映後のトークで、カトリーヌ・コルシニ監督が、配給が決まらないのは、セルジ・ロペスの体毛が濃すぎて日本の観客に受け入れてもらえないのか...と冗談とも、本気とも取れる質問を観客に投げていましたが...。

この作品で圧倒されたのは、何よりもやはりクリスティン・スコット・トーマスの演じるスザンヌのなりふり構わず、すべてを捨てて、激しい恋に突っ走る、やや狂気とも思える行動でしょうか。

何が不満で、こんなにも激しく突っ走ることができるのでしょうか。何不自由がないことへの不満? それって贅沢な不満?

自分を繕うため、自分らしさに嘘をつくため、家族のために纏ってきた本来の自分に合わない心の装身具やら鎧やら、そういうものをすべて脱ぎ捨てたくなる、そんな気持ちなのかなと思いました。

ストーリーの軸は、ただ前へ前へとひたすら激しく前を目指して、後ろを振り返る指示方向がありません。タイトルの partir には、外へ出て行くという意味と、セックスでイクという意味があり、両方の意味をかけているそうで、まさしくこの 2 つがこのストーリーの主題。

よくよく考えると、この作品は英国人女優とスペイン人男優が演じるフランスのラブストーリーなのですが、フランス映画だからといってフランスという国境や人種にとらわれておらず、そこに息づく人々を描いていることに、あらためて気付かされました。

トークショーの詳細はコチラ

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