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くせになるカオス 「<ゲキ×シネ> 蜉蝣峠」

2010.03.31.Wed.00:41
ゲキ×シネ 「蜉蝣峠」

製作年: 2010 年
製作国: 日本
監督・演出: いのうえひでのり
脚本: 宮藤官九郎
出演: 古田新太、堤真一、高岡早紀、勝地涼、木村了、梶原善、粟根まこと、高田聖子、橋本じゅん

kageroutouge

[あらすじ] (参照: ゲキ×シネ公式ブログ
自分の名前以外の記憶がない闇太郎 (古田新太) は、蜉蝣峠に住みつく変わり者。ある日、元旅役者の銀之助 (勝地涼) に誘われて蜉蝣峠を下り、荒廃しきった宿場町にたどりつく。そこで闇太郎は、極道者の天晴 (堤真一) らの勢力争いに巻き込まれ、自分の過去を知る女、お泪 (高岡早紀) と出会う。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


この作品は、今や日本の演劇界で最も人気を集めている劇団☆新感線が繰り広げる生のステージを撮影して映画化したもの。

この劇団の演目のチケットを入手するのは超困難。でも、こうしてスクリーンで見せてもらえるのなら見てみようと思い立ったのですが、意外にも臨場感あふれて迫力がありました。「五右衛門ロック」 など、これまでもゲキ×シネは見たいと思いながらついつい見逃していたのですが、なんと、横浜ブルグ 13 では、6 作品を一挙上映を開始しています。こりゃ、もう必見。

「蜉蝣峠」 は、15 分の休憩をはさんで 167 分座って見るのは、ちっとも苦痛ではありませんでした。場面展開が激しいので、飽きるとか、退屈することもなく、また、セリフも面白いし、古田新太をはじめとする役者さんたちの演技は上手いし、文句なしに楽しめました。

ちょっと苦手なミュージカル付きでしたが (笑)、こんな時代劇風な演目にあんなロックなサウンドを取り入れるのも斬新です。セット全体は暗く水墨画のような背景なのですが、女達の衣装の鮮やかな朱色がよく映えていました。

映画用にカメラ編集していますが、劇場では見逃してしまうような小道具やらセットの細かい点もじっくり見せてもらえます。血がビューと飛び散ったり、じっくり見えなくてもいいところも見えますが (笑)。

闇太郎は旅がらすのような風体だし、典型的な時代劇に登場するキャラ、たとえば、小作農民、やくざもの、領主、八州廻り、蕎麦屋のおやじ、遊女、用心棒などなど総出演だし、また対決という場面は西部劇風のようでもあり、その上、どんちゃん騒ぎありで、ひとことで言うとこの舞台はカオス (混沌) なのです。

でもそんなカオスの中にも、しっかりとしたストーリーが流れていて、見せ方、語り方、伝え方が上手いなぁと思いました。一度は舞台を見てみたいですね。

そ、それにしても、白地に墨絵の着物を纏う堤真一の立ち姿ったら、あまりに美しくホレボレしてしまいました。


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おトク感いっぱいで劇場を後に出来る。 そして次は是非「劇団☆新感線」を生で観たいと思うだろう。 最近舞台を観たくても観られない私としては、こういうスクリーン版が見られるだけで単純にうれしい。
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