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[イタリア映画祭2010] 「重なりあう時」

2010.05.08.Sat.23:58
「重なりあう時」

原題: La doppia ora
製作年: 2009 年
製作国: イタリア
監督: ジュゼッペ・カポトンディ
出演: フィリッポ・ティーミ、クセニア・ラパポルト、アントニア・トゥルッポ、ガエターノ・ブルーノ

doppiaora

[あらすじ] (引用: イタリア映画祭2010 公式サイト
ホテルで清掃係として働くスロベニア移民のソニア (クセニア・ラパポルト) と、元警察官で今はガードマンのグイド (フィリッポ・ティーミ) 。カップリング・パーティーで知り合った二人は、すぐに恋に落ちる。ある日、グイドは仕事場の別荘にソニアを誘うが、そこで二人の人生を一転させる事件が起きてしまう。

クセニア・ラパポルト 2009 年ヴェネチア国際映画祭 主演女優賞 受賞


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


この作品は、とってもクセモノでした (笑)。

えっ? はっ? それ、どういうこと? という展開で、監督に騙されたぁと苦笑しました。

ソニアがグイドと出会い、メロメロな路線の上に、単純な破綻が待っているのかと思っていたら、ソニアは現実と幻影との間を行き来するようになり、なんだかサイコな感じで、効果音もじわじわ後ろから何かが追いかけてくるような、いやーな感じ。メロじゃないのか~。

そのうち、あれよあれよと言う間に、サスペンスタッチになってゆき、予想できない展開に置いてきぼりにされたくないので、追いついていくと、呆気にとられるオチが待っていました。

振り返れば、ソニアが幻影を見ているところに思い切りヒントが隠されていたことが解り、悔しい思いをするのですが(笑)、現実と幻影の境界線が見えにくいというか、あるいは意図的にはっきり見えないようにしているのか、ソニアの後ろめたさ、罪の意識が現れていたのですね。

邦題の「重なりあう時」 だと、やや甘い囁きが聞こえてきそうな感じがするけれど、原題の 「La doppia ora 」 は英訳すると 「The double hour」。そういうことだったのかぁと。

ソニアを演じたクセニア・ラパポルトが、2009 年ヴェネチア国際映画祭で主演女優賞を受賞しているそうですが、それは納得です。

正直なところ、それほど複雑な話ではないのですが、反転がお見事で、観客の心理状況を巧みに利用しながらストーリーが組み立てられていてなかなか面白かったです。

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