スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[15th PIFF] Opening - 「Under The Hawnthorn Tree / サンザシの樹の下で」

2010.10.19.Tue.17:07
15th PIFF Opening
「サンザシの樹の下で」

原題: 山楂樹之恋
製作年: 2010 年
製作国: 中国
監督: チャン・イーモウ
出演: チョウ・ドンユー(周冬雨)、ドウ・シャオ(竇驍)、シー・メイジュアン(奚美娟)、リー・シュエジエン(李雪健)、サリナ(薩日娜)、チェン・タイシェン(成泰?)、ジアン・ルイジャー(姜瑞佳)

under_the_hawnthorn_tree

[あらすじ] (参照: PIFF 公式サイト)
1970 年代初め。文化大革命にゆれる農村に、都会から労働のために下放された静秋 (チョウ・ドンユー)。彼女は村長の家に預けられ、そこに前に現れたのは青年、老三 (ドウ・シャオ)。互いの両親は複雑な背景を持つ。静秋の父親は政治犯として収監され、母親は資本主義者。老三の父親は軍の幹部だが、母親は自殺している。老三と静秋は互いにひかれ合うのだが、思わぬ病が 2 人を引き裂くことになる。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


この作品は、実話に基づいた人気小説を映画化したものだそうです。1970 年代初めの文化大革命を背景に、中国の農村が舞台となっていますが、まるで 「初恋のきた道」 を彷彿させるような純愛もの。

主演のチョウ・ドンユーは、チャン・イーモウ監督が発掘したチャン・ツィーに続く秘蔵っ子ということらしいのです。

純愛ものには難病とか、出生の秘密などがつきものですが、ここでは青年が白血病に侵されるという設定。正直、いまさら、白血病か... という感想でした。

いまさら、白血病による純愛の破綻などというネタは少々古すぎるかなと。日本のドラマでも韓国ドラマでも、もはや新鮮に映るようなテーマではありませんよね。中国では、新鮮なのでしょうかね~。チャン・イーモウ監督の意図がよくわかりませんが、文化大革命という特殊な時期を設定したことに意味があるのかもしれません。

こうした作品は日本が最も好むだろうというようなことが書いてあるレビュー (Hollywood Reporter) がありましたが、日本ではこういう作品が受けるという、ある種のステレオタイプ的な視点は古いと思うのだけど、韓国映画 「私の頭の中の消しゴム」 やら、日本映画 「世界の中心で愛を叫ぶ」 など、それほど昔の話でもないから仕方ないのかも。

それよりも、村のシンボルになっているサンザシの木は、第二次世界大戦中に日本軍によって殺された中国人の血によって育まれ、「英雄の木」 とも呼ばれているという設定なのです。タイトルにもなっている木のエピソード、日本が好むとは思えないのですけど...^^;

社会背景が過酷であることや、主人公 2 人がフレッシュな新人ということもあり、それほどお涙頂戴のトーンにはなっていないのが救いでしょうか。2人の距離が近づいていく過程にには、微笑ましく、瑞々しいシーンも数多くあります。とても淡々としていてシンプル。

この時代を体験した中国の人たちにとっては、かなりノスタルジックな趣の濃い作品なのだと思います。



コメント

管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。