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[15th PIFF] 「Late Autumn / レイト・オータム」

2010.10.20.Wed.01:12
15th PIFF Gala Presentation
「Late Autumn」
邦題:レイト・オータム (2011/09)

原題: 만추 (晩秋)
製作年: 2010 年
製作国: 韓国=香港=アメリカ
監督: キム・テヨン
出演: タン・ウェイ、ヒョンビン

late atutumn_korea

[あらすじ] (参照: PIFF 公式サイト)
夫殺しのため刑務所に収監されているアナ (タン・ウェイ) は、母の葬儀のため 3 日間だけ外出を許される。シアトルに向かうバスに突然、見知らぬ男フン (ヒョンビン) が飛び乗ってきて、現金がないので乗車賃を貸してくれという。お返しとしてアナに時計を残す。2 人はシアトルで再会し、シアトルの町を連れ立って歩くうちに、2 人の間に愛情のようなものが芽生える。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


この作品は、1966 年に初めて制作されたイ・マニ監督の「晩秋」のリメイク。これまでにも、イ・ギヨン監督の「肉体の約束」(1975 年)、キム・スヨン監督「晩秋」 (1981 年)で 2 度リメイクされたほか、日本でも 1972 年に斎藤耕一監督の「約束」 というタイトルで制作されたそうです。

残念なことに、オリジナルのイ・マニ監督の 「晩秋」 のフィルムは残っていないそうです。

韓国での 2 度のリメイク版も、日本の 「約束」 も見ていないので、比較もできないし、オリジナルの推測も難しいのですが、本作の舞台がシアトルというところからして、設定は以前のものからかなり変わっているのでしょうね。

もともと、これって、ヒョンビンじゃなくてイ・ジュンギにオファーされ、監督も中国系の監督さんだったかと。紆余曲折の末に製作されたようですね。

ワタシが鑑賞した上映回は、上映前にヒョンビンとタン・ウェイの舞台挨拶がありました。2 人とも観客と一緒に鑑賞したのですよ。その上映回が、韓国内での初上映だったとか。

これだけ何度もリメイクされているのだからということもあり、期待値が高すぎたせいでしょうかね...。うーーーん、いまひとつ、心に響いてくるものがなくて...

個人的な感想としては (ファンの方には申し訳ないけれど) ヒョンビンがブレーキだったと思うのですが、ヨーロッパ系の映画関係者が話しているのを耳にしたところ、彼らにとってはタン・ウェイが期待はずれだったと。まぁ、彼らはあの「ラストコーション」 のタン・ウェイをどこかで期待して見にきているわけですからね。

ヒョンビンは、ヒモ男の役なのでそもそもスカした野郎なのですが、そのスカし方がわざとらしくて、TV の不倫ドラマでも見ているようで、映画全体の雰囲気に馴染まないというか、そぐわないというか...。鏡に自分の鍛えた裸の上半身を映してうっとり... という韓流スターお決まりなポーズなど... はたして必要性があるのかというシーンを見ると引いてしまうのですよね。

3 日間という短期間に惹かれ合う男女って、たとえば心よりも身体... という展開ぐらい明快でないと説得力がないと思うのです。ここでは、2 人とも孤独という共通項ぐらいで、意図的なのか、2 人の距離を縮めるための焦点がぼやけていて、映像に出てくる霧の中にいるような感じです。

なぜに舞台がシアトルなのか。舞台をシアトルにしたがために、劇中話される言語も、英語、韓国語、中国語がかわるがわる出てきて散漫な感じが否めず、ストーリーに集中できないというか...

とにかく、感想も歯切れ悪くなってしまいます。もっとしっとり、かっちり心に嵌ってくれるものを期待していたのですがね~。結構、辛口になってしまいました。




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