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[15th PIFF] 「The Man From Nowhere / アジョシ」

2010.10.21.Thu.23:13
15th PIFF Korean Cinema Today
「The Man From Nowhere / アジョシ」
邦題: アジョシ (2011/09)

原題: 아저씨(おじさん)
製作年: 2010 年
製作国: 韓国
監督: イ・ジョンボム
出演: ウォンビン、キム・セロン

the man from nowhere

[あらすじ] (参照: PIFF 公式サイト)
不幸な事件で妻を亡くし、世間に背を向けて質屋を運営しながら生き元特殊要員テシク (ウォンビン)。訪ねてくる人といえば質屋に物を預けに来る人か、隣の少女ソミ (キム・セロン) だけ。そんな中、ソミの母親が犯罪に巻き込まれ、ソミは人質として捕まってしまう。テシクはソミを救うため犯罪組織と取引をしようとする。



■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


本作は、韓国内で観客動員数 600 万を超えた今年最高の興行作です。現在でもまだ劇場にかかっていると思います。残虐性が議論されている作品でもありますが、それでも興行成績が良いのには、それだけの理由があると納得できる出来栄えでした。

この作品は、洗練されたアクション、スピーディな展開、テシクとソミンという 2 人の絆に絞った無駄のないストーリーライン、と三拍子揃っていて、最後はとても感傷的。涙ぐみました。

結果的に残虐だとわかる場面は多いけれど、単なる復讐のためとか、そういうもののために残虐性を全面的に押し上げたものではないので、悪趣味な感じはしませんでした。

「おじさん」 と呼ばれるウォンビン、良かったですね。彼は、昨年のポン・ジュノ監督 「マザー」といい、この作品といい、作品選びがうまいですね。不幸であってもどこか芯の強さを感じさせる子役キム・セロン。昨年 TIFF で上映された 「冬の小鳥」(2009 年 TIFF では「旅人」) とイメージは似ていたけれど、本作のトーンにすごく合っていましたね。

テシクは、かつて失ったものをソミを救うことによって取り戻そうとし、ソミは、欲しかったものをテシクによって得ることができる。2 人は、そもそもなんの縁もゆかりもない、おじさんと少女だけど、互いの心を補い合う関係になるという展開が面白いと思いました。

監督の Q&A によると、特に社会的なメッセージを込めているわけでなく、人と人とのつながりを描いたヒューマンドラマにしたかったそうです。監督の前作は、ソル・ギョング主演の 「熱血男児」。DVD 持ってるのに未見リスト入りしているわ。見なくては~。

海外のレビューでは、これがリュック・ベッソン監督の 「レオン」 のプロットと似ていると書かれていましたが、そう言われてみると、殺し屋と隣人の少女でしたね。もっとも、ウォンビンは殺し屋ではありませんし、少女に恋したりしませんけれど...。



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