スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ミスマッチな笑い... 「シングル・マン」

2010.11.19.Fri.20:33
「シングルマン」

原題: A Single Man
製作年: 2009 年
製作国: アメリカ
監督: トム・フォード
出演: コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、マシュー・グード、ニコラス・ホルト

A Single Man

[あらすじ] (引用: 公式サイト
その日は、ジョージ(コリン・ファース)にとって特別な日だった。16 年間共に暮らしたジム(マシュー・グード)が交通事故で亡くなってから 8 ヶ月、日に日に深くなる悲しみを終わらせようと決意したのだ。今日が最後の日だと思って世界を眺めると、些細なことが少しずつ違って見えてくる。最後の授業ではいつになく自らの信条を熱く語り、講義に触発された教え子ケニー(ニコラス・ホルト)が学校の外で話したいと追いかけてくる。かつての恋人チャーリー(ジュリアン・ムーア)を訪れると、身勝手な行動に振り回されて。

2009 年 ヴェネツィア国際映画祭 最優秀主演男優賞受賞

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


本作は、昨年の TIFF で話題になった作品。

話題の中心人物は、もちろん監督のトム・フォード。グッチ、イブ・サンローランのクリエイティブディレクターとして、グッチ社を世界最大の高級ファッション企業に押し上げた立役者。

クリエイティブディレクターとはいえ、畑違いのジャンルで映画を撮るなんて、ちょっと勘違いじゃない?とたいていの人は思うだろうし、ワタシも事実、そう思っていました。ひたすらブランド品に囲まれた、衣装と美術に心を奪われる作品をイメージしていましたが。

見てみると、いわゆるクィア映画というジャンルに属する人間ドラマであるはずなのですが、ちょっと居心地の悪さを感じました。それは、同性愛がテーマだからとか、そういう偏見によるものでなくて...

確かに映像は美しく、室内の家具、装飾、小物、衣装、すべて統制が取れていて、何ひとつ乱れなく過不足のない、完璧な世界。こういう世界って、息が詰まるかもしれない...

同棲していたパートナーの死を受け入れられず苦しむというテーマの前に、この世界がワタシは息苦しい (笑)。カタログで見るのはいいけど、そこに、2 人が寄り添って愛し合って生きていたという生活感が滲み出てこないのですよね。生活感などという、そんなベタで、ダサいものは不要だと言われそうですけどね。

でも、そういうものがないと、ジョージの苦しみって本当は伝わってこないのではないかと思ったりしたのです。ただただ、センスあふれる家具に囲まれた空間だけじゃね。でも、やはりコリン・ファースの存在が大きかったということも否めません。彼の顔を見ているだけで、ああ、ジムの元へ行きたいのね...と。

でも、何度も行こうとするのだけど、なかなか行かないのよ...(笑)。笑っちゃいけないけど、銃とともに寝袋に包まってみたものの... 失敗。若くてキレイな男の子に言い寄られ、裸で夜の海にダイビング... 人生悪くないかもしれない、新しい出逢いと生きていけるかもしれないと思った矢先... えっ、そういうオチなの?(爆)。ごめんなさい。笑ってしまいました。ブラックだったの?

ハイセンスなインテリアに囲まれてのラストシーン。そのミスマッチが何とも...



コメント

管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。