スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[11th FILMeX] 「アンチ・ガス・スキン」

2010.11.29.Mon.03:46
第 11 回 東京 FILMeX コンペティション部門
「アンチ・ガス・スキン」 

原題: 방독피 (防毒皮)
英題: Anti Gas Skin
製作年: 2010 年
製作国: 韓国
監督: キム・ゴク、キム・ソン
出演: チョ・ヨンジン、チャン・リウ、パク・ジファン、パトリック・スミス

antigas

[あらすじ] (引用: 公式パンフレット)
ガスマスクをつけた連続殺人鬼の恐怖に怯えるソウル。集団自殺志願の若者たちを率いる女子高生のミジュ。自らをスーパーヒーローと思い込むボシク。恋人を殺害され悲嘆にくれる米軍兵士のパトリック。見知らぬ者からの脅迫を受けながらも選挙戦に臨む市長候補のサンギュン。4 人の行動が並行して描かれる。

ヴェネツィア国際映画祭 オリゾンティ部門上映


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


以前の記事で少し触れましたが、とにかく、この監督たちの作品がフィルメックスで上映されると聞き、驚いたなんてものではありませんでした。

フィルメックスもずいぶんとリスクを負うなと (笑)。とはいえ、フィルメックスはこれまで若手の才能を長い目で見て育成してきた実績もあるので、キム・ソン、キム・ゴク両監督の才能に何かを見出されたのだと思いますが...。モゴモゴ... (笑)。

本作を見て、(いろんな意味で) 相当キツかったと感じらた方もあれば、これまでに観たことのない斬新さを感じられた方もおられたかもしれません。

ワタシは 2 年前の PIFF で、兄弟の片割れキム・ゴク監督 (製作: キム・ソン、キム・ゴク) の 「고갈 / 枯渇 /Exhausted」(2008) を見たのですが、そこで上映開始から 30 分の間、会場から退場者続出という事態を目の当たりにしました。製作者には申し訳ないけれど、ワタシの中では最低の韓国映画として位置づけられたほど、不快な作品でした。ワタシには理解不能だっただけだと思いますが...。

今回、一体どんな作品を持ってきたのかと、恐るおそる見に行った次第でしたが、彼らがどういう嗜好性を持っているかということについては前もって心の準備ができていたので、驚きはありませんでした。

前作は映像自体が不快きわまりなかったのですが、本作は一応ストーリーらしきものはあるし、映像そのものが不快ということではなく、どちらかというと、理解不能の嵐。頭の中に疑問詞が 100 個ぐらい溜まりました。通常、120 分強の長編を見れば、全体を通してなんとなく何が言いたいのかは分かりそうなものですが、本作は、監督の Q&A なしでは全く意味不明。

Q&A の説明を聞いてようやく、監督たちがこめたメッセージに少しだけ追いつくことができるというありさまでした。表現方法がユニークであることは確かですが、同時にエキストリームすぎて、すんなり受け入れられないところばかりです。そんなに伝えたいメッセージがあるのなら、もう少し受け入れやすいところもあっていいのに... と思うのは甘えでしょうか。

映像は粗けずりでビジュアル面で癒されることはなく、キャラに引き込まれるわけでもなく、ストーリーは理解不能で、表現が極端すぎて意味がとれない... これほどまでに、見る側を突き放した作品って、ちょっとしたアレルギー起こしてしまいそうでしょ。

どんな話だったの?と聞かれると、とーーーっても困ります。だって、ガスマスクが登場する理由とかいきさつとか、どこをどう説明したらよいのやら。

要するに、前作同様、自己表現に溺れた世界なのではないかと。この世界観はなかなか理解できないですね、ワタシには。でも前作よりは、かなりマシ...(爆)。少なくとも、席を立とうとは思わなかったので。

こういう作品との出会いも、映画祭ならでの愉しみ?なのだと思います。これだけけなしても、次回作がどこかで上映されるなら、どういう作品になっているのか、気になるやら、怖いもの見たさやらで、やっぱり見てしまうような気がします。まさか、それが彼らの狙いだったりして... いやーん^^;;;







コメント

管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。