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憎めない不良道士 「チョン・ウチ 時空道士」

2011.01.25.Tue.22:58
「チョン・ウチ 時空道士」
韓国版 DVD

原題: 전우치 (チョン・ウチ / 田禹治)
製作年: 2009 年
製作国: 韓国
監督: チェ・ドンフン
出演: カン・ドンウォン、キム・ユンソク、イム・スジョン、ユ・ヘジン、ソン・ヨンチャン、チュ・ジンモ、キム・サンホ、ペク・ユンシク、ヨム・ジョンア、コン・ジョンファン、ソン・ウソン、キム・ヒョジン

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[あらすじ] (参照: 韓国観光公社 公式サイト

500 年前の朝鮮時代、伝説の笛「萬波息笛(만파식적)」が妖怪の手に渡り、混乱した世の中を治めるため、ちょっと間抜けな 3 人の神仙 (ソン・ヨンチャン、チュ・ジンモ、キム・サンホ) は最高の道士であるチョングァン大師 (ペク・ユンシク) とファダム (キム・ユンソク) に助けを求め、妖怪を封じ込め、「萬波息笛」を二つに分け二人にそれぞれ委ねる。一方、チョングァン大師の不肖の弟子チョン・ウチは天帝に変身して王を騙すなど、あちこちで騒動を起こす。また、ファダムは妖怪を操るために、もう片方の笛を手に入れようとチョングァン大師を殺してしまう。チョン・ウチはファダムの罠によりチョングァン大師を殺した犯人に仕立て上げられ、犬のチョレンイ (ユ・ヘジン) とともに、神仙たちによって掛け軸に閉じ込めてしまう。

2009 年、ソウル。閉じ込められていた妖怪たちが再び現れ世の中をかき乱す。ひっそりと生活していた神仙たちは、仕方なく掛け軸に閉じ込めらたチョン・ウチとチョレンイを呼び戻す。チョン・ウチは、妖怪を捕まえる代わりに封印を完全に解いてやるという神仙たちの提案を受け、妖怪狩りの手助けをすることに。しかし、チョン・ウチはすっかり変わってしまった現代に興味津々...

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

本作は、韓国の古典英雄小説 「田禹治伝」 を基に現代を背景に作り直した作品なのだそうです。小説 「田禹治伝」 は、朝鮮時代初期に実在したチョン・ウチという道術の力をもつソンビ (学者) を主人公としているそうです。

いわゆるフュージョン史劇なので、バカバカしいストーリーに違いないと思いながらも、結構面白く見てしまいました。

「義兄弟」 のカン・ドンウォンがとても良かったということもあったので、やや評価は甘めかもしれません。「義兄弟」を見る前に本作を見ていたら、バッサリ斬っていたかも(笑)。それぐらい、ワタシにはブレがありますが...。

小説では、道術をもってして、勧善懲悪的な英雄でありながら、風変わりな側面を持つというチョン・ウチ。朝鮮時代の不良の魔法使いというキャラが、カン・ドンウォンにぴったりで憎めないですね。朝鮮時代のハリー・ポッターというべきか、チョン・ウッチー... (笑)

おまけに、助演陣がスゴイ面子... キム・ユンソク、ユ・ヘジン、ソン・ヨンチャン、チュ・ジンモ、キム・サンホ、ペク・ユンシク... こんなに集まっちゃって美味しすぎるというほどの、個性派・演技派中堅どころがずらりと顔を揃えていて飽きませんでした。

ただ、ストーリーとしてはフュージョンなのでバカバカしいところもあるのだけど、とにかく序盤からストーリーの展開が早過ぎて、置いてけぼりを食らったところがしばしば。古典小説に基づきながら、朝鮮時代から現代へと、時間と空間を移しているのですが、妖怪の封じ込めに始まり、チョン・ウチが掛け軸に封じ込められ、現代のソウルでチョン・ウチとファダムの対決まで、あれよあれよと話が進み、かなり混乱します。

実は、ワタシ、2 回観てようやくストーリーを把握した次第で... 神仙と道士の関係、ファダムとチョングァン大師の力量関係など一切説明がなく、チョン・ウチが道術を使って王をたぶらかす場面も、世直し的な所業かと思ったら、ただの悪戯だったりとか、そのあたり、どこまでチョンウチが本気なのか、見ているこちらが道術にかけられたみたいで...(笑)

ところで、イム・スジョンの役どころは、一体何を意図しているのでしょうかね? 朝鮮時代にチョンウチが出会った女性であり、現代のソウルにも出てくるのですが。チョン・ウチとのラブライン?ってほどのものもなくて、そうしたラインもかなり端折っていたような気がします。

技術的なところはよく分からないけれど、CG とかセットがちょっとチープ、いや、言い方が良くない... つまり、手作り感にあふれていて、野暮ったく見えました。ハリウッド並みに素晴らしい VFX で見せてくれたら、きっとこの作品はとても洗練されるのかもしれませんが、ある意味、その野暮ったさに現場の息遣いが見えるようで、それはそれでかえってイイのかもしれません。

作品としては、あともう一歩、いや、あと数歩で、惜しいなという感じが残ってしまう作品なのですが、カン・ドンウォンと中堅俳優たちを観るのには、楽しいことこの上ない作品でした。



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