スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

バラ 1 本の罪... 「愛してる、愛してない」

2011.03.31.Thu.23:45
「愛してる、愛してない」
シネフィル・イマジカ

原題: A La Folie... Pas Du Tout
製作年: 2002 年
製作国: フランス
監督: レティシア・コロンバニ
出演: オドレイ・トトゥ、サミュエル・ル・ビアン、イザベル・カレー、クレマン・シボニー、ソフィー・ギルマン

alafolie_poster

[あらすじ] (参照: goo 映画
美術学生のアンジェリク (オドレイ・トトゥ) は、心臓外科医の恋人ロイック (サミュエル・ビアン) と幸せな時を過ごしている。ロイックには弁護士で妊娠中の妻ラシェル (イザベル・カレ) がいるため、不倫の仲だ。しかし、妻と寄り添うロイックを見かけてから、憎いラシェルをスクーターで轢き流産させる。実は、ロイックと恋人同士というのは、全てはアンジェリクの妄想で、アンジェリクとロイックは何の関係もない。アンジェリクの妄想はエスカレートし、ロイックの敵と思える人も殺してしまう。しかし、ロイックはアンジェリクに 1 本のバラをあげたことに気が付く。



◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


原題の 「A La Folie... Pas Du Tout」 は、フランス語で花占いで花びらを一枚一枚ちぎりながら 「とっても愛してる、全然愛してない」 という決まり文句のことらしいです。

学生の分際で医者と不倫なんて 10 年早いわと、ややご意見番的目線で見始めたのですが、アンジェリクの恋はパラノイアじゃないのかと、早い段階で気付いてしまいました。怖っ...

恋人同士でもないのに、勝手に相手に惚れこみ恋人同士だと公言するわ、ロイックの妻を傷つけたり、ロイックの仕事の支障となる人を殺したりと、思い込みもそこまでエスカレートすると、もう精神病の域に達しているのです。

ロイックは、アンジェリクの存在すらほとんど意識していない状態で、目の前で起こることは、何がなんだかわからない...

本作では、まず前半、アンジェリクの妄想ストーリーが展開し、後半に入ると、時間を巻き戻して、今度はロイックの視点でストーリーが展開し、ロイックがアンジェリクの存在に気付くようになる仕掛けになっています。つまり、同じ展開を別人の視点で復習することになります。

オドレイ・トトゥの可愛らしい外見に惑わされ、前半の不自然な点をいろいろ見逃すと、確かに騙されるかもしれません。ワタシはすぐに気付いてしまったので、中盤は少しタルかったです。

それも可愛い女の子の単なる空想話になりそうでならない、恐怖映画並みにぞっとする話でした。愛してるとか、愛してないとか、そういう次元じゃないよ、こりゃ、という感じ。バラ 1 本が罪深いです。

ラストの大どんでん返しには、驚きました。おお、確信犯だったのか...。精神病院をほがらかに退院したアンジェリクのその後も気になって仕方ありません。



コメント

管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。