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再生を描く... 「この森で、天使はバスを降りた」

2011.04.29.Fri.22:22
「この森で、天使はバスを降りた」
シネフィル・イマジカ

原題: The Spitfire Grill
製作年: 1996 年
製作国: アメリカ
監督: リー・デヴィッド・ズロトフ
出演: アリソン・エリオット、エレン・バースティン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィル・パットン、キーラン・マルロイ

spritfire grill_poster

[あらすじ] (参照: goo 映画
パーシー (アリソン・エリオット) は 5 年間の刑期を終えて、メイン州の小さな町ギリアドでバスを降りた。保安官の斡旋でハナ (エレン・バースティン) の営む小さなレストラン〈スピットファイア・グリル〉に住み込みで勤め始めたが、住民たちは、よそ者の彼女の過去を詮索する。仕事にも慣れた頃、ハナが脚を骨折。パーシーを少しずつ信頼していくハナだったが、彼女の甥のネイハム (ウィル・パットン) は前科者という理由でパーシーを信用できず、妻のシェルビー (マルシア・ゲイ・ハーデン) に店を手伝うよう命じる。シェルビーもしだいにパーシーと心を通わせていく。ある晩、パーシーはハナから裏庭に缶詰を入れた麻袋を置くように頼まれた。夜中に袋を持ち去る人影を見た彼女は正体不明の彼のことをジョニー・B と名付けた。



■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


まず、邦題に文句をひとこと (笑)。森だの天使だのって、精霊でも出てくるのかと思ってしまうファンタジー映画のようなタイトルですが、れっきとしたヒューマンドラマです。

この邦題は、原題から意味が遠いと言う以上に、見る者に誤解と偏見を与えてしまうので、ちょっと違うんじゃないのと言いたいです。

ともあれ、メイン州の森の風景は、みずみずしく、緑が目にしみる美しさです。舞台は、静かであるけれど、しかし決して豊かとはいえない小さな片田舎。こんな小さな町に、よそ者、しかも前科者が入り込むとそれだけで町がざわつくのもわからなくもありません。

パーシーの前科には、哀しみがあるのですが、もちろんだからと言って殺人は許されるものではありませんが、彼女が町にやって来て、レストランで新しい人生のスタートを切り、村の住人の偏見の目の中で、レストランの女主人ハナ、ハナの甥っ子の嫁シェルビーと心を通わせて、女 3 人がレストランを切り盛りしていく過程は心温まる展開でした。

パーシーに好意を寄せるジョーは、この町には木がやたら多いだけと言うけれど、パーシーは、「こんなに美しいものはない」と言い、実は、その木の皮に重要な薬理成分が含まれており、町にとっては宝の山であることが判明するのです。

町の再生を含め、さまざまな心の傷を負って生きている人々が、ともに手を携えて、傷を癒して、再生する姿が描かれているのだと思うのですが...

森の中にいる正体不明の男や、ハナから信頼されるパーシーを妬むネイハムが、パーシーと絡むことで、後半は、パーシーの運命が大きく動くのですが、ラストにはちょっと驚きました。

パーシーがなぜにそれほどの犠牲を払う必要があるのでしょうかね。なんだか、そこで思い切り躓いた感じ... そこまでは良かったのに、トーンが一気に変わってしまいました。

パーシーにも再生のチャンスをあげて欲しかったし、どうにも消化不良でした...



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