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グルメ映画じゃないけど... 「南極料理人」

2011.06.06.Mon.23:30
「南極料理人」
DVD

製作年: 2009 年
製作国: 日本
監督: 沖田修一
出演: 堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、西田尚美、古舘寛治、 黒田大輔、小浜正寛

nankyoku_poster

[あらすじ] (引用: Movie Walker
1997 年、南極。昭和基地から 1,000 キロ離れた高地にある南極ドームふじ基地では、8 人の隊員が一年間の共同生活を送っていた。その 1 人、西村 (堺雅人) は隊員たちの毎日の食事を用意する調理担当。だが、食材は冷凍、乾燥、缶詰が基本。凍ったらダメになるものは用意していない。特殊な場所だけに様々な制約を受ける中で、いかに隊員たちにおいしい食事を届けるか。それが彼の仕事だった。ある日の料理は伊勢海老を使った特大エビフライ。


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


とある本を読んで、見てみようと思ったのです。堺 雅人、好きだし...

これ、レビュー評価が高いのはなぜでしょうか。映画館で見なくてよかった~~と、つくづく思いました。

本作は、料理人として南極越冬隊に参加した西村淳の実話エッセイの映画化。過酷な環境に置かれた男たちの悲喜こもごもが描かれているというフレコミですが、悲喜こもごもと特筆するほどのドラマもなく、隊員たちの日常がドキュメンタリーのごとく、タラタラと綴られています。

ドラマチックに仕立てず、平坦な日常の裏側にある、隊員たちの想いが無理なく伝わってくる描き方が良いという評価もあるようで、確かにそれはそれで納得なのですが、それにしても、中途半端だったような気がします。

でも、グルメな話に終始せず、料理人の目を通してみた越冬隊の姿という基軸はぶれていませんでした。

前回の越冬隊が残していった伊勢えびのフライ。
朝っぱらから、カニ。
一番盛り上がったのは、西村に代わってみんなが悪戦苦闘して作り上げた鶏の唐揚げ。
手作りラーメン。
雪原を走り回って焼いたローストビーフ。
冬至のお祝いスペシャルディナー。

確かに、料理でエピソードを語らせているところはよかったです。

その他の隊員たちのキャラクターも個性豊かで、キャスト陣は見ていて楽しいのですが、切り口が浅くてもったいないなと... 気が進まないまま派遣された隊員たちのやる気のなさや閉塞感が強調されていて、それを映画化してわざわざ見せる必要はないかもしれません。ストレス発散の手段もなく、環境も苛酷で抑圧された世界であることはわかりますが、南極生活にしかない発見や喜びもいまひとつ伝わってこないというか...

ほんと、何のために映画化したのでしょうかね。素材が面白そうだから、オモシロおかしくコメディタッチに仕立て上げてみたという感じがします。

それに、リアリティ感もいまひとつで、これ、南極なの?とついつい... (ロケは北海道網走だったそうですが)。どうせなら、がっつりドキュメンタリータッチにしてしまったほうが、はるかに共感を呼ぶと思うのですが、どうでしょうか。

原作のエッセイを読むだけにすればよかったなと。



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