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[EU Film Days 2011] 「コロラード・キッド」

2011.06.20.Mon.23:13
EU Film Days 2011
「コロラード・キッド」

原題: Kolorádó Kid
製作年: 2010 年
製作国: ハンガリー=イギリス
監督: ヴァーグヴルジ・B・アンドラーシュ
出演: Nagy Zsolt、Sárosdi Lilla、Kokics Péter、Szabó Zola、Gáspár Tibor、Jordán Adél、Egyed Attila

colorado_kid_poster

[あらすじ] (引用: EU Film Days 2011 公式サイト
1959 年夏、クロイツァー・ベーラ (Nagy Zsolt) は突然逮捕される。最初は競馬での不正のためかと思われたが、次第に明らかになる逮捕の理由は、1956年の動乱で彼が果たした役割だった。恋人や友人にも裏切られ、クロイツァーが信頼できるのは留置所で一緒になったコルタイ (Gáspár Tibor) のみ。二人の会話から、動乱の様子がよみがえる。




◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

1956 年に起きたハンガリー動乱がテーマとなっている作品。ソビエト連邦支配から脱却を望む民衆の蜂起という知識レベルなので、ハンガリー動乱の歴史的背景でやや躓いてしまい、深く理解できなかったような気がします。

ソビエト軍が介入して、動乱を鎮圧。数千人の市民が殺害され、この事件については、実に 30 年間、公の場で議論することが許されなかったそうです。

本作は、1959 年のある日、クロイツァーが突然逮捕されるところから話が始まります。イカサマ競馬で儲けていたのがバレたのかと思っていたら、1956 年の動乱に参加していたことが逮捕理由でした。

彼の逮捕後、調査が進められるのですが、その過程で彼の仲間が次々と彼を裏切ることを知らされ愕然とするばかり。留置所で同房となったコルタイだけが彼の話相手。

クロイツァーとコルタイの会話から、動乱の一部始終を見せるという展開になっていきます。そして、それだけにとどまらず、検事はコルタイを利用して、クロイツァーからさらなる真実を引き出そうとし、15 年の服役を命ずることになります。

仲間たちに裏切られた上、さらに同房者からも裏切られ... 裏切りに裏切りが塗り重ねられ、クロイツァーが服役後にすることは... 復讐...

裏切り、また裏切り、そして復讐へ突き進む。なんという悪循環。

クロイツァーも動乱に参加した一市民として、それなりの崇高な信念があったに違いなく。復讐は、そのすべてを否定しまうのに。しかも、復讐する相手のこと、少しは考えようよ...

友人を裏切りたくて裏切る人はいないと思うのです。当局の脅迫に屈するだけでなく、自分以外の人間が巻きこまれることを防ぐためだったり、人が卑怯になるのは守りたいものがあるから(って、なんかのドラマで聞いたようなセリフだわ・爆)。

主人公の心の闇は、きっと死ぬまで消えないのだと思うと、暗く重たい気持ちになってしまいました。





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