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[フランス映画祭2011] 「6 階のマリアたち」

2011.06.30.Thu.17:15
フランス映画祭 2011
「6 階のマリアたち」

原題: Les Femmes du 6e étage
製作年: 2010 年
製作国: フランス
監督:フィリップ・ル・ゲー
出演:ファブリス・ルキーニ、サンドリーヌ・キベルラン、ナタリア・ベルベケ

les femmes du 6e etage_poster

[あらすじ] (引用: フランス映画祭 2011 公式サイト
株式ブローカーのジャン=ルイは、妻や子供たちと堅実な、しかし別の見方をすると退屈な日々を送っていた。だが、同じ建物の 6 階に 6 人のスペイン人家政婦たちが引っ越してきたことから彼の生活は一変する。ジャン=ルイは開放的な彼女たち、とりわけ若いマリアに魅了される。


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


マリアのおばさんコンセプシオン役で出演していたのは、カルメン・マウラ?と思ったら、そうでした。こんなところでそんな大女優にお目にかかれるとは...

この作品、舞台が 1960 年代の初め。パリの高級アパートに住む男主人と、アパートの屋根裏部屋に住む家政婦たちの交流の物語。フランス映画でスペイン語が飛び交い、個人的にはなんとも楽しい作品でした。

当時のスペインは、フランコ独裁政権下。国内の経済状態が悪化し、国外への出稼ぎ労働者が急増していた時期。そうした出稼ぎ労働者には、フランスなどの近隣諸国で家政婦として収入を得ていた女たちも大勢いたのですね。

スペイン人家政婦と過ごした、フィリップ・ル・ゲー監督の少年時代の実体験が、本作のベースになっているそうですが。

アパートの男主人と家政婦たちとのプチ異文化交流という切り口でコメディ仕立てになっていて、奔放で活き活きと働く家政婦たちと触れ合い、気取った中年ムッシューの価値観がだんだんと変化していく様子が描かれています。

いかにもフランスだなと思わせるところは、若~~い家政婦と、中年ムッシューとのロマンス。ムッシューがメロメロになっていく様は、性急に事が運ばれるでもなく、彼らの間を隔てている、5 階と 6 階を結ぶ階段を一段一段昇っていくような感覚でした。

しかし、その中年ムッシューが、初めて知るスペイン人気質に翻弄されるという設定は、なんだか意外でした。スペインがフランコ政権下で鎖国のような状態であったとはいえ、隣国でありながら、当時のフランスはスペインに対する関心や知識レベルは低かったのでしょうかね。


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