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執着の先にあったものは... 「その男の本、198 ページ」

2011.07.22.Fri.23:55
「その男の本、198 ページ」
DVD

原題: 그 남자의 책 198쪽
製作年: 2008 年
製作国: 韓国
監督: キム・ジョングォン
出演: イ・ドンウク、ユジン、チョ・アラ、キ・ジュボン

heartbreak library

[あらすじ] (参照: innolife
毎日図書館にやってきては、片っ端から本の 198 ページだけを切り取る男ジュノ (イ・ドンウク) を見つけた、図書館司書ウンス (ユジン)。何者なのかわからないミステリアスなジュノが気になるウンス。ジュノは消えた恋人の手がかりが 「198 ページ」 にあるのだと言う。その 「198 ページの秘密」 を明らかにするため、ウンスはジュノを手助けをするが、次第に心の痛みを分かち合うようになる。


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


数年前のプサン国際映画祭で見逃して (というよりチケットが取れず)、ジタバタした想い出のある作品。ジタバタした割には、見るのを忘れていたというか、日本語版が出ていることすら知りませんでした (笑)。

そもそも本作を見たいと思った理由は、本作の監督キム・ジョングォンが、ワタシの敬愛するチャン・ジン監督のお弟子さんだからです。キム・ジョングォン監督は、チャン・ジンの脚本で、「リメンバーミー」 と 「天国からの手紙」 を撮っています。

「天国からの手紙」 の方は、チャン・ジン脚本で、シン・ハギュン主演という強力タッグにもかかわらず、ちっとも面白くなくガッカリした作品でしたが、「リメンバー・ミー」 の方は、韓国映画の純愛ロマンスだったらこれが一番好きと言ってもいいぐらいの名作だと思っています。

というわけで、小品だけど、温もりのある作品を期待していましたが...。

ストーリーは、図書館で片っ端から本の 198 ページだけを切り取る男ジュノ (イ・ドンウク) の謎が徐々に明らかになっていくという過程を追っています。

なかなか面白い導入ではあるのですが、子供じゃあるいまし、図書館の本を切り取る行為で追及されたジュノが、ダメなの?みたいな顔をするところが、まず理解できません(笑)。ついでウンス(ユジン) が、必要なページだけコピーすればいいじゃないと言うと、そんな方法があったんだと驚くジュノが、またまた理解できません (爆)。

ジュノって、変人なのか? 確かに何者なのか気になります。消えた恋人の手がかりが、どの本かわからないけど、とにかく 「198 ページ」 にあるというので探しているという、途方もない宝探し (笑)。

恋人が消えた理由は、君にあるんじゃないの?と思わずツッコミを入れてしまいましたけど、同時に 「執着」 も感じました。なぜそれほどまでに 「執着」 するのか...

ウンスがこの不思議系のカレに惹かれ、探し物の手助けをするのは、おそらく、恋人と別れたばかりのウンスが、消えた恋人を探すジュノに、本能的に同じ痛みを感じ取ったからかもしれません。

ジュノの恋人を探す旅の途中で、列車に乗り遅れ、2 人で耕運機の後ろに乗って畑の中を通りすぎるシーンでのセリフがとても印象的でした。そこで、ウンスが 「本と恋人の共通点」 の話をするのですが、「見ると寝たくなる」、「ツバをつけたくなる」、「秋になると恋しくなる」...。

本と恋愛、図書館と恋人... 個人的には、なんだかドキドキする設定なのですが、本作ではそれほどのドキドキ感がなくて残念でした。

そして、ワタシが感じたジュノの 「執着」 は、ジュノ自らが失った記憶を取り戻すことに通じていたのでした。まぁ、そこまではよかったのですが...

まさか、交通事故と記憶喪失という過去ラインだったとは...ガクッときたことは否定いたしません。交通事故で血を流す具体的なシーンとか不要だと思うのですけど...。あれだけ思わせぶりな過去が、肩すかしだったとはやりきれず、ジタバタしてしまいました (笑)。

興行的も大コケだったのに日本語版 DVD が出ているのは、イ・ドンウク主演だから? イ・ドンウクって人気あるのでしょうかね。そういえば、イ・ドンウク、どこかで観たなぁと...。昨年のプサンで見た 「된장 (味噌)」 に出ていました。ちなみにその作品の監督も、チャン・ジンのお弟子さんだけどね。






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