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ジャンヌ・ダルク vs イエス?... 「空を歩く少年」

2011.07.24.Sun.23:48
「空を歩く少年」
DVD

原題: 하늘을 걷는 소년
製作年: 2008 年
製作国: 韓国
監督: ノ・ジンス
出演: ホ・イジェ、カン・サン、ソヌ・ソン 

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[あらすじ] (引用: Movie Walker
バイクで配達のアルバイトをしている“娘” (ホ・イジェ) は、母親の死と父親の再婚を受け入れられないでいた。“娘” はある日、1 人の女から配達を頼まれる。それは、8 歳の少年イエス (カン・サン) を、結婚式場にいる新郎 (イ・スンジン) に届けるというものだった。しかし新郎は、自分の子供ではないと受け取りを拒否する。 “娘” はイエスを依頼人の元に送り返すが、彼女は自殺していた。行く先のなくなったイエスは、自分をここではないどこかに配達してほしいと頼む。“娘” は、イエスに対抗して自称ジャンヌ・ダルクだと言う。2 人は、イエスがかつて暮らした孤児院に向かう。


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


イエスという名の少年と、自称ジャンヌ・ダルクという娘のロードムービー。ロードムービーというからには、何かを探す旅に出るのです。

宅配屋のアルバイトとして、娘が少年を宅配することになる設定が、有りうる設定としてさらりと描かれているのがとても違和感ありました。人間を宅配なんてありえませんよね。

この無理やりな導入に躓いていると、きっと何も始まらないと思ったので、とりあえず受け入れることにしました(笑)。

少年の名前はイエス。なんとも畏れ多いというか、もちろん少年を責めるつもりはありませんが、その名がもたらすものは、癒しなのでしょうかね。

娘の名前は、劇中明らかにされず、自称ジャンヌ・ダルク。なぜそこで、神託を受けてフランスの危機を救った聖女の名をあげているのか、よくわかりませんが...。

娘にしてみれば、預かってしまった少年をどう扱うべきか、普通なら困惑すると思うのですが、少年の中に 「孤独」 という同じ匂いを嗅ぎ取ったようです。少年が戻るべき場所を探す旅となるのですが、イエスという名を背負っているだけあり、少年は人前で聖書の一節を諳んじたりするものだから、まるでイエスの再臨のような姿を見せたりします。

でも、少年に聖なる力があったわけではなく、少年はキリスト教系の孤児院の出身のごく普通の子供だったわけで、意味深なんだかそうでないのか、宗教的な意図があるようなないような、熱いようで冷めている視線が感じられて、よく分からない描写が多いです。

この少年との出会いと旅により、家族との葛藤を抱えていた娘の心が変化していくのですが、少年によって癒されたのは、娘の心だったようです。

「空を歩く少年」、このタイトル、天と地を行き来する天使のような少年のイメージなのでしょうかね。

本作は、「海賊、ディスコ王になる / 해적 디스코왕 되다 」 (日本未公開) の脚本を担当したノ・ジンスの監督デビュー作だったそうですが、「海賊、ディスコ王になる」をかねがね見ようと思っていたのに、見ていなかったことを思い出しました。

本作を見終わって、よく分からないなぁと考えあぐねていたら、監督の来日時にティーチイン記事を見つけ、一部は納得しました (笑)。

シネマコリア 真!韓国映画祭 『空を歩く少年』 ノ・ジンス監督ティーチイン


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