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濃い味付けの晩秋... 「肉体の約束 / 육체의 약속」

2011.07.31.Sun.23:45
「肉体の約束 / 육체의 약속」
KMDb 配信

原題: 육체의 약속
製作年: 1975 年
製作国: 韓国
監督: キム・ギヨン
出演: キム・ジミ、イ・ジョンギル、パク・チョンジャ

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[あらすじ] (参照: Daum Movie
何度も男に裏切られ偶発的に殺人を犯したヒョスン (キム・ジミ) は、女刑務官 (パク・チョンジャ) の配慮で、母の墓参のため麗水に向かう。刑務官は、列車の中で出会った青年 (イ・ジョンギル) に、ヒョスンに生きる力を与えてくれと依頼する。墓参を済ませると、青年はヒョスンに結婚を申し込む。青年は、友人と会う約束があるため、6 時にヒョスンと待ち合わせをするが、殺人事件に巻き込まれて待ち合わせに遅れる。2 人は、なんとか帰りの列車に間に合い、刑務官と落ち合う。彼らの乗った列車は、途中駅で別の列車の通過待ちをすることになり、その合間を縫って 2 人は結ばれる。



◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


もうひとつ 「晩秋」 のリメイク作品を遡ります。

本作の監督はキム・ギヨン。この監督の名前を聞けば、なんとなくワクワク期待してしまうのは、なぜでしょうか? 

タイトルからして 18 禁モノであろうことは軽く想像できると思いますが、冒頭、女主人公ヒョスンが男性不信に至るところが描かれ、激しい場面があり、キム・ギヨン監督らしく、女の性のようなものが、遠慮なくさらけ出されています。

男性に裏切られ、ついに罪を犯す... という場面はなく、その後は、囚人として列車に乗っている場面に移りますが、車内でも自殺未遂を計ろうとする、哀れな女が映し出されています。

なかば人生を投げ出したようなヒョスンの前に、青年が現れ、共に墓参に行くことになるのですが、その短い時間で、ヒョスンの女としての意識が少しずつ回復するのです。

青年は、ヒョスンの男性不信を救うという役割のようですが、いくらなんでも、ヒョスンの回復力は早すぎやしませんかとか、ツッコミたくなります (笑)。でも、バックで流れる音楽がとても懐かしい響きで、ややアップテンポで情感豊かに後押しするためか、究極な状況の中で出会った男女には、十分説得力のある展開のようにも思えてきたりしました。

青年を演じているのが、イ・ジョンギル。韓ドラでは、「美しき日々」 のミンチョル父役とか 「アイリス」 の大統領役などでよく見かける方ですが、本作の設定では、ヒョスンの方が年上なのか、両人ともなんとなく年齢不詳だと思いながら見ていました。

最後に、互いに年齢を明かす場面があって、青年は 23 歳、ヒョスンは 36 歳というではありませんか。ええーーーっ、と叫んでしまいました。このカップル、ひと回り以上も違っていたのね...。

ヒョスンは、青年のおかげで救われたのでしょうかね...つまり、男性不信を払拭できたかどうかと... 

本作は、ヒョスンが出獄後、青年を待つ場所に向かう列車に乗るところから始まるので、途中でタイムラインが行き来するのですが、ヒョスンには冒頭に子供がいたのよね... あれは誰? これがね、ワタシにとってはとても謎なのですが...

ともあれ、訳アリな男女が列車の中で出会い、恋に落ち、互いを待つという 「晩秋」 の基本ラインは同じでも、キム・ギヨン監督の手にかかると、とっても濃い味付けで調理され、リメイクとはいえ別作品のようで面白かったです。


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