スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

光と影の逃避行... 「月夜の宝石」

2011.09.19.Mon.00:38
「月夜の宝石」
Cinefil Imagica

原題: Les bijoutiers du clair de lune
製作年: 1958 年
製作国:フランス=イタリア
監督: ロジェ・ヴァディム
出演: ブリジット・バルドー、アリダ・ヴァリ、スティーヴン・ボイド、ペペ・ニエト

les bijoutiers du_poster

[あらすじ] (参照: goo 映画
叔母のフロランチーヌ (アリダ・ヴァリ) と暮らすためにスペインの山村によばれたユルシュラ・ディフォンテーヌ (ブリジット・バルドー) は、道中ランベルト (スティーヴン・ボイド) という男を救けた。ランベルトの妹は、叔母の夫リベラ伯爵 (ペペ・ニエト) に捨てられ自殺したのだった。ランベルトは叔父を詰問しにやってくるが叩きのめされ、叔母が介抱に当たった。叔母はランベルトを自室に誘いこむようになり、ある夜、忍びあいの途中、ランベルトはリベラ伯爵と庭で会い、殺してしまった。警察が叔父殺しの容疑で、ランベルトを連行しようとしたが、ランベルトは隙をみて逃走した。ユルシュラは自動車でランベルトを追い、荒れた水車小屋でヤスリをひろい手錠を切り、彼とともに国境の村へ逃れた。しかし、ランベルトの身の上を知ると村人達は二人を追出した。ユルシュラをこれ以上危険にさらすことができないと悟ったランベルトは、叔母フロランチーヌと連絡をとる。



◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


スペインを舞台にしたサスペンス劇。「月夜の宝石」 というタイトルに惹かれたのですが、これは、警察に追われる者を指す隠語だそうで、なんともロマンティック。

宝石は月明かりの元では、十分に輝けないという面もある一方、月明かりの元でしか見られない輝きもあるから、光と影は紙一重なのか。

スペインのカラカラに乾いた空気と大地に、オアシスのごとく登場する、ブリジット・バルドーのナイスバディがとてもまぶしかったです。

貧しき者と富める者、憎しみと復讐、年上の女との逢引き、罪を犯した青年と彼に恋した娘の逃避行... サスペンスと愛情劇には、常套の素材がオンパレードです。

持てる者の横暴さに抗議して打ちのめされたり、意図せず人を殺めてしまったり、誰かをかばおうとしてその誰かを失ったり... 自分ではどうすることもできない何かによって、運命が操られているような気がしてきます。

そして、日常の出会いではなく、やや異常な状況で男と女が出会うと、そのカップルの愛に永遠はなくて... 男が女を狂わせるのか、女が男を狂わせるのか。

復讐には罰がつきものなのね。どこかのドラマでも、さんざん見た素材ですが、昔から普遍的な愛情劇のパターン。こうした愛情劇が、人ひとりの命を以って終結するのも、やはりパターン。

古今東西変わることのない愛情劇のパターンを再認識した作品でした。



コメント

管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。