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誰かを傷つけて... 「ただよう想い。」

2011.09.27.Tue.22:49
「ただよう想い。」
DVD

原題: 꼭 껴안고 눈물 핑 (ぎゅっと抱きしめ 涙じんと)
製作年: 2009 年
製作国: 韓国
監督: キム・ドンウォン
出演: イ・キョン、コ・ジュニ、シン・ドンミ

tadayouomoi

[あらすじ]引用: goo 映画
19 歳で 9 歳年上の初恋の女性ミソンと結婚し、7 歳の娘がいるチャニョンは売れないミュージカル俳優。チャニョンと共にミュージカルの公演中であるタンビは、勇気を出して舞台裏でチャニョンの手を握ってみる。チャニョンも手を握られたまま、じっとしている。タンビはそれでいいと思う。ある日のこと、愛の詩を読んでいたタンビがチャニョンに携帯メールを送る。あまりに可愛くて愛らしいタンビを拒否することができないチャニョン。いや、チャニョンもすでにタンビを愛していたのかもしれない。だんだん大胆になっていくチャニョンとタンビ、彼らはこうして現実と舞台の上を行き来しながら愛はどんどん深まっていく。熱病のような、2 度目の初恋におちたチャニョン。そんなチャニョンに突進していくタンビ。分別のない夫の浮気を知っているのか知らないのか、ただ黙っている妻のミソン。


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


原題を見て、全然違うと思ったのですが、「ただよう想い。」 は悪くないですね。

妻と恋人、2 人の女性の間でただよう男チャニョン。ドロドロ修羅場劇になりそうな設定ですが、本作に登場する女性は 2 人ともよくできた人間なのです。決して、男に何かをけしかけたりしない...。

演劇青年はモテるのね。

男の優柔不断さが余すところなく描かれており、怒りというより諦めにも似た目で見てしまいましたが、どうして、男はこうフラフラするのだろうかと思うと同時に、フラフラしていても憎めない男、許せてしまう男っていますよね。チャニョンはそんな男性のタイプかもしれません。

「お前の手を握ると俺の心臓が手の中にあるみたい」

舞台の上でも恋人同士。チャニョンが言うこのセリフ... こんなこと言われたら堕ちてしまうセリフ。舞台と現実が並行するような二重ドラマの様相を呈しています。

でも、そんな 「ただよう想い」 は、その柔らかな響きとは裏腹に、だれかの心を傷つけるナイフのような冷たさも持ち合わせているのような気がしてなりません。

ただこの作品の主眼は、一体何なのでしょうかね。

想いを抱えるのは、人間の自由。でも、自分の中にとどめておく分には何ら傷つけることはないけれど、ひとたび、外へ、誰かに向って放ってしまうと、想いと想いがぶつかってしまうことも...

演劇女優タンビ役は、コ・ジュニ。最近見たドラマ「私の心が聞こえる?」に出演していましたが、性格の好いお嬢さん役で、あまりピンときませんでしたが、本作では、すっぴんで顔を出していてチャレンジングだし、こういうインディー映画ではとても上品に映える女優だなと思いました。

優柔不断な男チャニョン役のイ・キョンは、どこかで見たなと思ったら、「多細胞少女」で、ひとつ目というシュールな役を演じていたのでした。

そうそう、タンビが映画界から誘いを受けるのですが、彼女が出会う監督は、「怪物の追憶」を撮った有名映画監督という設定なのですが、思わずクスリと笑える小ネタでした。


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