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[16th BIFF] 「CUT」

2011.10.19.Wed.18:15
16th Busan International Film Festival
Gala Presentation
「CUT」

原題: CUT
製作年: 2011 年
製作国: 日本
監督: アミール・ナデリ
出演: 西島秀俊、常盤貴子、笹野高史、でんでん

cut_poster

[あらすじ]
売れない映画監督秀二 (西島秀俊)は、いつも兄から金を借りて映画を撮っていた。自分の信念に基づき、商業映画主義の映画界を批判する運動も続けていた。ある日、兄が借金のトラブルで死んだという知らせを受ける。兄がヤクザの世界で働き、そこで借金をしていたのだ。兄のボスから未返済の借金額を聞かされ、愕然とする秀二。借金を返す当てもなく、殴られ屋として金を稼いで借金を返すことにする。

第 68 回 ヴェネチア国際映画祭 オリゾンティ・コンペティション部門オープニング作品

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

本作は、今年の東京フィルメックスでも紹介されるので、あまりネタバレはしたくないなと思うのですが、ストーリーのほとんどは、上記のあらすじで書いたことに尽きます。

BIFF の舞台挨拶では、監督が「西島秀俊という俳優なくしてはこの映画は成立しなかった」と語り、西島秀俊は「自身の渾身の作で、まちがいなく My Best の演技」 だと胸を張っていました。

また、フィルメックスで見逃しても、12 月 17 日より劇場公開予定だそうです。

BIFF には 6 年間通っていますが、日本映画を見たのは初めてです。どうして見たのでしょうかね?すぐ公開されるのに。西島マジック?(笑)。

日本映画ですが、アミール・ナデリ監督はイランの方で、フランス、アメリカ、トルコ、韓国と投資はマルチナショナルだそうです。

とにかく、本作では、西島秀俊が殴られ屋なので、見ていて 「痛い」 のです。美しい西島君の顔が、どんどん変形していくのは、ファンだったら見ていられないかもしれません (笑)。

とはいうものの、暴力場面をフルに見せつけたり、血みどろシーン満載というわけではないので、バイオレンス作品ではありません。

売れない映画監督の信念がモチーフとなっています。

「かつて映画は、真の芸術であり真の娯楽であった」

と、過去の監督や作品へのオマージュとともに、真の映画を追求しようとするひとりの映画人の姿が描かれています。売れない映画監督が殴られる一発一発は、今の映画界に対する強烈なパンチを浴びせるという意味も込められているのかもしれません。

ラストの 100 本映画と 100 発パンチ... 西島君は見ていられないけど、あの 100 本はもう一度確認したいですね。


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