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[16th BIFF] 「The Passion of a Man Called Choe Che-u」

2011.10.21.Fri.14:53
16th Busan International Film Festival
New Currents
「The Passion of a Man Called Choe Che-u」

原題: 동학, 수운 최제우 (東学、水雲 崔済愚)
製作年: 2011 年
製作国: 韓国
監督: Stanley PARK
出演: PARK sung jun , SONG kung yea

the passion of a man

[あらすじ]
19 世紀、朝鮮王朝下、東学という新しい思想を生み出した崔済愚 (チェ・ジェウ) が、その思想のために排斥される事件を追う。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


本作は、19 世紀に東学を起こした思想家・崔済愚 (号は水雲) の排斥事件をテーマにしています。

そもそも東学って何?というところから入らなければならず、本作の冒頭で、東学が日本統治下における独立運動の一役を担ったことなど、長々と東学の歴史的経緯が字幕で説明されるのでうが、読み切れないまま... そんな字幕での説明は、不親切だなと思うのですが、低予算で制作された作品なので仕方ないのでしょう。

BIFF のガイドによると、カール・テオドール・ドレイエル監督の 「裁かるゝジャンヌ」(The Passion of Joan of Arc : 1928 年) と比較できるとか。その映画も見ていないので、本作の真髄には近づけないのかしら。

監督はスタンレー・パク。もともと映画評論家だそうで、本作が監督デビュー作。

ああ、なるほどねと意味もなく頷いてしまったのは、何年か前のプサンで、やはり映画評論家が監督デビューした作品を見たなと。チョン・ソンイル監督の「カフェ・ノワール」 でした。評論家監督の作品は、なぜか、文化芸術の香り高い作品なのですね~。嫌味ではありませんよ、ただ難解で、観客の見識を試すようなところがなきにしもあらず...。

さて、本作ですが、「この作品は他の誰よりも韓国人のためのもの」 と海外レビューにも書かれていますが、その通りかと。冒頭の不親切な説明からして、外国人には理解しづらいですね。文化的、教育的な意図があるのでしょうかね。

ストーリーは、思想家の断罪事件を扱っているので、それ自体を理解できないわけではありませんが、朝鮮時代、東学、西学、儒学が社会的にどういう位置づけだったのかということなど、東学を危険視した当時の為政者の考えなどは、あまりピンときませんでした。

ワタシは、韓国時代劇ドラマで見た限りの浅い知識で、おおよその見当をつけましたけれど。

ただ、映像はちょっと面白かったです。1 場面ごとが定点カメラで、人物をカメラが追わないのです。そして、定点カメラで決められた枠の構図に美意識を感じました。たとえば、室内では、床、障子の桟、柱など、室外では、家屋の軒、廊下、壁、橋の直線がとても印象に残りました。

この作品も、映画祭ならではの作品で、チャレンジングなものを感じました。








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