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[24th TIFF] 「より良き人生」

2011.11.06.Sun.20:55
第 24 回 東京国際映画祭 コンペティション
「より良き人生」

原題: A Better Life / Une Vie Meilleure
製作年: 2011 年
製作国: フランス
監督: セドリック・カーン
出演: ギョーム・カネ、レイラ・ベクティ、スリマーヌ・ケタビ

betterlife

[あらすじ] (引用: TIFF 公式サイト
コックのヤン(35歳)とウェイトレスで9歳の子供の母親であるナディア(28歳)は、レストランを買うためすべてを賭けることを決意する。十分な才能と情熱、そして愛と夢は持っていたが資金のない彼らは、気がつけば資金繰りと銀行ローンの泥沼にはまり途方に暮れる。その状況から抜け出すには、ナディアはカナダで職に就かなくてはならず、一方、ヤンはレストランを守るためその場に留まらなくてはならない。容赦なく殺到する債権者たち、無慈悲な制度、そして息つく間もない日々に彼と子供は追われることになる…。しかし、ヤンはついに、彼が唯一救われる道は、より良き人生を求めナディアのいるカナダに行き、愛する者と一緒にいること、そして母と子を再会させることだと気付く。



◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


レストランのオーナーになることを夢見るカップル。レストランの改装などの資金繰りに、銀行のみならず、消費者金融からも、6 社から借金。多重債務者となりどん底へ堕ちてゆく 2 人。

夢を見れば見るほど、泥沼にはまり、挫折するという前半の展開ですが、夢を追うというより、たんに無策、無謀なのでは?とワタシは引いて見てしまいました。6 社から借金ですよ... あまりに短略的、強引な展開なので...

監督によると、このカップルは、意図的に何も持たない者という設定にしたとか。男の方は孤児で、女の方は移民。身寄りのない者、頼る者がいない者。でも、無謀にならざるを得ない状況設定とは言えないような気がします。

後半は、カナダに向かった女が残した子供と男が心通わし、どん底からいかに這い出すかという展開ですが、かなり奥の手を使って這い出そうとしていることに、素直にヨカッタヨカッタと拍手できないものが残りました。

何も持たない者たち。
夢と挫折、そして再起へ。

社会の底辺で這いつくばる人々の夢と現実を、すくいあげるという面では、社会派ドラマなのかなと思える側面もあるのですが、もうひとつピンと来ないのですよね。

あれこれと奇をてらった狙いはなく、直球型な訴求部分はいいなと思います。ヒューマンドラマとしては、丁寧な心理描写とギョーム・カネの好演がともに光りますし。ただ、本作がなぜコンペ作なのか、うーーん。

セドリック・カーン監督の公式記者会見のレポートはコチラで。



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