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[24th TIFF] 「ヘッドショット」

2011.11.06.Sun.22:08
第 24 回 東京国際映画祭 コンペティション
「ヘッドショット」

原作: Headshot / ฝนตกขึ้นฟ้า
製作年: 2011 年
製作国: タイ
監督: ペンエーグ・ラッタナルアーン
出演: ノッパチャイ・ジャヤナマ、セリーヌ・ホーワン、チャノックポーン・サヤンクーン、アピシット・オーパートイアムリキット、クルークキアット・パンピパット

HeadShot

[あらすじ] (引用: TIFF 公式サイト
バンコクのヒットマン、トゥルは任務遂行中に頭を撃たれる。3 か月の昏睡状態の後、目覚めた彼。しかしすべてが逆さまに見える。任務に復帰するが何事もうまくいかない。そして、彼は生きるために自分がしていることに疑問を抱き始める。さらに、悪行の報いか、過去が彼にまとわりついてくる…。やがて、ひとりの謎めいた女性に出会い、彼の世界までもが逆転する。誰が最初に彼を殺そうとしたのか?


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


「わすれな歌」 以来、この監督のファンです(笑)。一度お姿を拝見したいと思っていたのですが、今回の TIFF で拝見することができて、嬉しかったですね~。

さて、本作。とっても不可解 (笑) なのですが、こんなノワールあるのって?

まず、主人公。元刑事でありヒットマン。ある日、頭を撃たれて目覚めたら、視神経に異常があり、世界がすべてさかさまに映って見えることに。

こんな状態で、またヒットマンの仕事に戻れるのかというそんな野暮な疑問はやめましょう(笑)。時間軸も揺れ動くので、一体、何が起こっているのか、どういう設定なのかと謎だらけのまま、物語は展開していきます。あまりに謎なので、ひとつも見落とさないわよと、まばたきもせずにスクリーンを見つめていたような。

ラッタナルアーン監督が繰り広げる独特な世界観、ワタシはかなり気に入っています。見える世界の逆転という発想自体も面白いですし、それは何を示しているのかと考えると、善悪の逆転、価値観の逆転、生と死の逆転、夢と現の逆転...ああ、混乱(笑)。

上映後の Q&A で明かされたのですが、タイ語の原題の意味は「空に向かって降る雨」 だそうなので、それがまた心憎いですね。

ノワールなのですが、いわゆる闇社会のドンパチな血みどろ劇よりもミステリアスな要素が強くて、ハードボイルドらしからぬユルさもあって、どこで、どう、何がつながっているのか、予想もつかないのです。

結局、ラストもよく分からないのですが、監督によるとその質問はご法度らしく... (笑)。

なかなか刺激的な作品で、個人的にはとても楽しめた作品でした。





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