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無国籍な香り... 「カメリア」

2011.11.15.Tue.23:47
「カメリア」

原題: Camellia
製作年: 2010 年
製作国: タイ=日本=韓国
監督: ウィシット・サーサナティヤン、 行定勲、 チャン・ジュヌァン
出演: マイケル・シャオワナーサイ、キム・ミンジュン、ソル・ギョング、吉高由里子、カン・ドンウォン、ソン・ヘギョ

camelia

[あらすじ] (引用: Movie Walker
国際都市・釜山の過去・現在・未来という 3 つの時代で繰り広げられるオムニバスドラマ。

〔IRON PUSSY〕
朴正煕大統領が暗殺された 1979 年の釜山。タイの必殺仕事人ことアイアン・プッシー (ミシェル・シャワナサイ) は、ふだんは飲食店で働く冴えない板前のオヤジだが、ひとたび呼び出しがかかれば、女スパイに変身して任務をこなす。ある日、指令を受けたプッシーはディスコでイケメンの男、ジホン (キム・ミンジュン) と出会い恋に落ちる...

〔Kamome〕
映画の撮影で釜山にやって来た撮影監督のパク・ヨンス (ソル・ギョング)。わがまま女優にうんざりしながらカメラを回していたら、カメラの向こうの断崖に人影を見て撮影を中断してしまう。機嫌を損ねた女優によってその日の撮影は中止。ヨンスは後輩を誘って飲み屋に繰り出すが、雑踏で靴を履かずに町を漂う少女 (吉高由里子) とすれ違う...。

〔LOVE FOR SALE〕
近未来の釜山では、脳から愛の感情と記憶を取り出し保存することが可能となっていた。そのため、愛を脳から取り出し、それを売り買いするビジネスが大盛況。だれもがこぞって愛を欲しがっていた。ジェイ (カン・ドンウォン)は、ラブビジネスを牛耳る組織に、愛するボラ (ソン・ヘギョ) との仲を引き裂かれた。彼は、組織の人間に復讐を果たしながらボラを助け出そうとするが...。

2010 年 釜山国際映画祭 クロージング作品


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


昨年の釜山国際映画祭 (BIFF) のクロージング作品。TIFF でも上映されましたが、ワタシはチケットが取れず。あれから 1 年後にようやく日本で劇場公開。

釜山国際映画祭のために製作されたような作品なので、もちろん舞台は釜山。釜山という都市に、少しでも思い入れがあると楽しめる作品だと思いますが、そうでなければ、肌に合う、合わないがはっきりする作品かもしれません。どの作品も、無国籍で、ジャンキーなテイストに満ちていて、国際都市・釜山を言い表しているのかもしれません。

ワタシは面白く見ましたが、鑑賞後、同行者は行定勲監督の 「Kamome」 しか意味が分からなかったと言っていましたし、それが一般的な反応かもしれません。


ウィシット・サーサナティヤン監督 「Iron Pussy」:

タイトルからしてふざけてますが (笑)、いかにもタイらしい、無国籍で猥雑でレトロな雰囲気が溢れていて、その雰囲気が、釜山とどう関係あるのかよくわからないのだけど、まぁいいかと。女装したスパイが、キム・ミンジュン扮するイケメンと恋に落ちる... というB 級テイストの設定自体に爆笑。

キム・ミンジュン、最近、いろいろな作品に出演していて要チェックだわ。かなりヨロメキそうになりました。アイアン・プッシーには絶対渡したくないわ~(爆)。


行定勲監督 「Kamome」:

ソル・ギョングと吉高由里子のミスマッチなカップルが、釜山の夜の街を彷徨い歩くシーンは、夢の中なのか現実なのか不思議な空間でした。ラストで、ストーリーの始まりの部分とかっちりパズルがはまる感じが良かったですね。

冒頭で、ソル・ギョング扮する撮影監督が撮影しているという設定の映画が、これまた 「超」 がつくほど B 級もので、低予算のインディー映画を思わせて笑ってしまうのですが、釜山の夜の不思議な空間とまったく異質だったなと、振り返ってみて初めてわかりました。


チャン・ジュヌァン監督 「LOVE FOR SALE」:

カン・ドンウォンとソン・ヘギョの SF ロマンス。意外な展開で、中編じゃもったいなく、長編にしても面白そう。監督の過去の長編 「地球を守れ!」 の奇想天外な B 級 SF ファンタジーのテイストをそのまま、このオムニバスに引き継いだ感じ。「地球を守れ!」 が懐かしいなぁと思いながら見てしまいました (笑)。



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