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嫌われたって... 「ミスにんじん」

2011.11.19.Sat.15:25
「ミスにんじん」
日本語版 DVD

原題: 미쓰 홍당무
製作年: 2008 年
製作国: 韓国
監督: イ・ギョンミ
出演: コン・ヒョジン、イ・ジョンヒョク、ソウ、ファン・ウスレ、パン・ウンジン

crushandblush

[あらすじ]
赤面症がコンプレックスのヤン・ミスク (コン・ヒョジン) は、高校のロシア語教師。会食の席で自分の隣に座ったから、車の中でも自分の隣に座ったからという理由で、国語教師の既婚者ソ先生 (イ・ジョンヒョク) が自分のことを好きなのだと勝手に思いこむ。ところが、愛されキャラのイ・ユリ先生 (ファン・ウスレ) とソ先生の関係があやしい。両親の関係がぎくしゃくしていることに気づいている、ソ先生の娘で高校生のジョンヒ (ソウ) は全校で仲間外れにされている。ミスクは、ソ先生とイ・ユリを引き離すために、ジョンヒと同盟を結ぶ。


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


本作は、脚本がなかなか良いという評判で、しかも、パク・チャヌクのプロデュースということでぜひ見ておきたかった作品。本作で長編作品の監督デビューを果たしたイ・ギョンミ監督は、『親切なクムジャさんで』 でアシスタントを経験し、パク・チャヌク監督に才能を見出された女流監督。

本作の脚本に惚れこんで、ポン・ジュノ監督が自らカメオ出演を申し出たそうで、英会話スクールの生徒役で出演しています。パク・チャヌク監督も出演しているらしいのですが、ワタシは見つけられなかったわ。

勘違いの女王ミスク (コン・ヒョジン) と高校で仲間外れにされているジョンヒ (ソウ)。ミスクは、自分のことが好きなはずと思っているソ先生 (イ・ジョンヒョク) が、自分の元に来ないのはイ・ユリ先生 (ファン・ウスレ) のせいだと思いこみ、2 人を引き離そうと考えるのです。ミスクは、両親の不和の原因がイ・ユリ先生にあるとジョンヒに吹き込み、2 人を引き離すために、ジョンヒと手を組み、あれやこれやと奔走するのですが...。

嫌われ者どうしが助け合い、ソ先生とイ・ユリ先生の関係を引き裂くという共通の目標に向かって走り出すというプロットは、笑えるのだけどかなりブラック。

ミスク役を演じるのはコン・ヒョジン。容貌も良くなく、周囲からとことん嫌われる役を引き受ける女優ってなかなかいないと思うのですが、演技派のコン・ヒョジンだからこそつとまる役だと思います。単に片思いなら可愛いけれど、思い込みと勘違いだけで突き進んでしまうものだから、画面の中の人々もミスクに対してドン引きですが、見ている方もドン引き。

見ていて微妙な空気が漂いました。笑っていいのかなと。

冒頭シーンで、しゃべるで道を掘り起こしているミスクがまず目に入るのですが、一体何をやっているのかわからず、単なる変人かと思ったのですが、何をやっても墓穴を堀ってばかりの人生を象徴していたようです。

女たちから熱い視線を受けるソ先生役にイ・ジョンヒョク。ソ先生のキャラクターは、ソ先生を囲む女たちの視線によって構成されているので、後から、あれ、どういうキャラだったなと、輪郭がはっきりしないところも、ちょっと面白いです。

ソ先生の妻 (バン・ウンジン) の目、ソ先生といい感じの関係のイ・ユリ先生の目、ソ先生に一方的に惚れこんでいるミスクの目、ソ先生を父として愛するジョンヒの目。

女流監督だからか、コン・ヒョジンを始め、ソウ、ファン・ウスレ、バン・ウンジンと女優たちの動かし方が上手いのか、女性の視線をよく知っているなという感じがしました。

脚本が良いという評判でしたが、新しい切り口という点では見どころはあるけれど、いまひとつ流れに乗れないところがあって、ワタシの理解不足もあるのだけど、入り込める作品ではなかったですね。


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