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[12th FILMeX] 『独り者の山』

2011.11.29.Tue.19:53
第 12 回 東京 FILMeX コンペティション
『独り者の山』

原題: 光棍
製作年: 2011 年
製作国: 中国
監督: ユー・グァンイー (YU Guangyi)

bachelor moutain
(Source: 東京FILMeX)


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


本作は、『最後の木こりたち』、『サバイバル・ソング』 に続くユー・グァンイーの監督第 3 作。前 2 作と同様、中国黒竜江省の山岳地帯に暮らす人々の生活を追ったドキュメンタリーなのだそうです。

ワタシは前 2 作を見ていないので、監督の故郷 3 部作が本作でどう締めくくられているのかは分かりません。

今回の主人公は、46 歳の独身男サン・リャンツー。リャンツーは、山荘を経営する村で唯一の独身女性メイツーに10 年以上も思いを寄せているものの、メイツーはリャンツーの愛を受け入れない。実は、メイツーは男性に興味を持たない女性... という展開。

正直、中国のドキュメンタリーというジャンルはどうも苦手意識があり、好んで見る機会はあまりないのですが、今回、本作を見て、特にこの監督の前作を見てみたいと思いました。

ドキュメンタリーの多くがそうであるように、本作も特定の地域に限定された素材がクローズアップされ、ローカル色が濃いのですが、面白いなと思ったのは、ドキュメンタリーなのにラブストーリーのような展開になっているところです。監督は、女性が少ない山村での独身男の問題を取り上げ、そこに住む人々に焦点を当てるということに徹していたはずですが、見る側にとってはドキュメンタリーの枠を超えるものが感じられました。

都会のみならず山村でも人々に許容されつつあるジェンダーの問題もさりげなく描かれていて、変容する中国社会を垣間見ることができました。




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