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ツボにはまる... 『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』

2011.12.06.Tue.00:38
『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』

原題: The Adventures of Tintin: The Secret of the Unicorn
製作年: 2011 年
製作国: アメリカ
監督: スティーヴン・スピルバーグ
出演: ジェイミー・ベル、アンディ・サーキス、ダニエル・クレイグ

tintin_poster

[あらすじ] (引用: MovieWalker)
タンタンは、世界中を飛び回り、スリルと興奮に満ちた冒険を最高に面白い記事にする少年レポーター。ニッカボッカとクルっとはねた前髪がトレードマーク、相棒は勇敢な白いフォックステリアのスノーウィだ。ある日、タンタンはガラスケースに陳列されていた帆船の模型に魅了され購入する。だがその直後から、彼は正体不明の男たちに追いかけられることに。その模型は、17 世紀に海上で忽然と消えたといわれる伝説の “ユニコーン号” だった。謎を察知したタンタンが調べると、模型のマストに、暗号が記された羊皮紙の巻物を発見。その暗号が、ユニコーン号の財宝のありかを示しているのだ。船の模型は 3 つ。巻物が 3 つそろって初めて暗号が完成する。財宝を狙う者たちの驚くべき正体とは?迫り来る危険と闘いながら、今、タンタンの冒険が始まる。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


タンタン大好きなので、本作を見ないなんて選択はありませんでした。3D がウリだそうですが、3D で字幕版を見るのは好きではないので 2D 字幕版にしました。

しかし、タンタン好きと言いながら、この作品がスピルバーグ作品であることも知らずに見て、えっ、フランス語じゃないの? とトンチンカンもいいいところ。フランス語が分かるわけでもありませんが、ベルギー生まれの話なのだからフランス語だとばかり思っていたのです。タンタンは、ばりばりアメリカンなティンティンだった...(笑)

そして、タンタンよりも好きなのは、白いフォックステリアのスノーウィ。えっ、スノーウィ? ミルゥじゃないの? 各国版に翻訳されるとき、各国で親しみやすい名前に変えられているそうで、英語版・日本語版はスノーウィ。

冒頭からそんなどうでもいい言語学的問題に戸惑いつつ鑑賞。

実写なのかアニメなのか、いや、実写のようなアニメとでも言いましょうか。CG の技術は凄いですね。ストーリーは、インディー・ジョーンズを彷彿させる冒険ストーリーで、いかにもなスピルバーグテイスト満載で、ドキドキハラハラ、スピード感あふれる展開で面白かったです。

もちろん原作は 1929 年から発表されているので、インディー・ジョーンズよりはるかに古いわけで、インディー・ジョーンズが公開された時に、逆に、タンタンの冒険シリーズに似ていると言われたこともあったそうで、不思議な因縁を感じます。

ところで本作を見ていて、最も気になったのは字幕。とくに 「びっくりフジツボ!」 という、罵り言葉を発するハドック (アドック) 船長のセリフの字幕に目が釘づけ。「びっくりフジツボ」 は 3 回ぐらい出てきて、そのたびに頭の中でフジツボが浮かんでしまうのです。ニュアンスとしては 「こんちくしょう」 ぐらいの感じで、きっと海の男たちが使う独特の言い回しなんだろうなと思っていました。調べたら、英語のセリフで barnacle = フジツボと言っているそうです。そんな単語、知らないっ (笑)。ベルギー人もフランス語で 「びっくりフジツボ!」 って言うのかしらんと、疑問が...(笑)。ちなみに、船長の罵り言葉に相当すると思われるフランス語に 「フジツボ」 はないらしいです。


そして、ワタシと同じようにこのフジツボが気になった方がいらしたようで、フジツボの謎は朝日新聞社のコラムに載っていました (笑)。

http://www.asahi.com/showbiz/column/animagedon/TKY201111130110.html


先日、字幕翻訳に関するトークで某字幕翻訳者が 「観客の意識が一瞬でも画面から字幕に移ったらダメ。映画の流れを止めない字幕が大切」とおっしゃっていた言葉がよみがえってきたのですが、フジツボが妙にツボにはまってしまった字幕は、やはり NG なんでしょうかね。これはこれで、言葉遊びの難しさを物語っていて、映画の面白味のひとつでもあるような気がするのですが...。


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