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食文化か芸術か科学か... 『エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン』

2011.12.31.Sat.14:39
『エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン』

原題: El Bulli: Cooking In Progress
製作年: 2011 年
製作国: ドイツ
監督: ゲレオン・ヴェツェル
出演: フェラン・アドリア、オリオール・カストロ、エデュアルド・チャトルック

el bulli

[あらすじ] (引用: MovieWalker
2011 年 7 月 30 日をもって、レストラン業務を終えたスペインの三つ星レストラン、エル・ブリ。わずか 45 席しかないシートに座るため、年間 200 万件もの予約が殺到し、“世界一予約のとれないレストラン” と言われた同所と、その人気を司る天才的オーナーシェフ、フェラン・アドリアの食への飽くなき探究心に迫るドキュメンタリー。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


さぞかし今にもヨダレが出そうな、美食ドキュメンタリーかと思いきや、ワタシが抱いていた料理という貧相の概念を完全に取り払ってしまうような料理に驚きました。

前衛的な料理というものを全く口にしたことがないわけではありませんが、エル・ブリのオーナーシェフ フェラン・アドリアが作りだす世界は、一皿として驚きのないパフォーマンスで、単なる食文化とは言い切れない何かがあるようです。客のテーブルには、3 時間で 35 種類ほどの皿が出されたそうですが、ある皿は絵画、別の皿は彫刻、またある皿は音楽であったり...。舌はもちろん眼も鼻も耳も、あらゆる感覚を総動員して、いえ、総動員しなくては味わうことができない料理と言えるのではないでしょうか。

レシピづくりは、まるで化学実験室かと思うような様相。常に進化する料理を求め、何度も試行錯誤を繰り返して、「究極」というより徹底した研究の成果が一皿を作りだすのです。見栄えや斬新な組み合わせで驚かせるばかりでなく、美味しくなくてはダメというのは当然のこと。

ラビオリがオブラート?ってどういうことなのでしょう。どこから、その発想、アイデアが出てくるのでしょうか。

エル・ブリでは、1 年のうち半年間は店を閉めて、レシピ作りに専念。本作は、そのレシピ作りから開店までをドキュメンタリーで追っています。レシピ作りは、気の遠くなるような細かい作業と、そうした作業の大量のデータ記録を中心に行われるのですが、レシピが完成するまでの道のり、開店するまでの道のりは、プロ意識の高さに脱帽です。

ジェットコースター的な事件を乗り越えてという道のりではないのだけど、映像に釘づけになってしまいました。

エル・ブリはすでに閉店。その潔さも凄いなと思います。エル・ブリに関する本、何か読んでみようと思います。






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