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曲がり角には戻れない... 『18 歳、19 歳』

2012.07.05.Thu.12:30
真!韓国映画祭 2012
『18 歳、19 歳』

原題: 열여덟 열아홉
製作年: 2010 年
製作国: 韓国
監督: ペ・グァンス
出演: ユ・ヨンソク、ペク・ジニ

18years19yearts_poster

[あらすじ] (引用: goo 映画
ホヤ (ユ・ヨンソク) とソヤ (ペク・ジニ) は周りから誤解されるほど仲のいい二卵性双子。18 歳の冬、ソヤはホヤに対し隠していたある気持を伝えるが、ホヤはそれから逃げるようにクラスメイトのドミと付き合い始める。残されたソヤは当てつけに、女子学生たちの憧れの先輩でボクシング部のイルガンと付き合うが、すぐに別れてしまう。その姿を見ていたホヤは、意を決しボクシング部に入部する。厳しいトレーニングの末成長したホヤは新人王決勝でイルガンと対戦することとなるが。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


仲の良すぎる二卵性双生児のホヤとソヤ。兄妹といえども思春期の男女が常に一緒に行動を共にするのだから、両者の間にやや危うい感情がうごめいていることが見て取れる。しかし、そうした私の目も、どちらかというとよくある世間の好奇の目に過ぎず、この話は、第一線を越えてしまうような倫理モラルに反する話ではなかった。自分がいかにステレオタイプな目でものを見ているかと、ちょっと反省 (笑)。

韓国では満 18 歳になると、住民登録証が発行され、結婚の自由も認められるそうだ。本作の冒頭で、住民登録証を手にソヤが嬉しそうにしているのは、いよいよ兄に対する想いを吐き出せる年齢に達したことが嬉しくてたまらないのだ。

妹の告白に当惑する兄。兄は妹が嫌いなわけではないが、兄には分別があるのだ。この先は、とってもわかりやすい展開。兄は妹を避けるために他の女子と付き合い、そんな兄を見て妹もあてつけにボクシング部の先輩と付き合う。やがて妹は妊娠、中絶。傷ついた心の妹のために、兄がボクシングで立ち上がる!!

えっ。兄妹の禁じられた叶わぬ恋。これって、まさかの赤いシリーズ? 日本の古典的なメロドラマの素材。一線を超えることはない、純粋な兄妹愛だけど、いまさら何が言いたいのか。

18 歳と19 歳、この間には何があるのだろうか。タイトルは、18 歳から 19 歳にかけての青春の曲がり角を指しているそうだ。

2 人の間に起こった心の葛藤は、最初は少しザワザワするほどの小さいものだったが、やがて大きな嵐のようなウネリとなり、そして嵐が去った後、2 人は、「兄妹」 と 「男女」の間に明確な線引きがあることを身を以て悟ることになった。そういう曲がり角だったのだ。そういう繊細な描写は、心憎いほど伝わってきた。

兄と妹を演じた 2 人の若手の役者が好演。ユ・ヨンソクは新進の注目株。ペク・ジニもすでに 『ソウルのバングラディシュ人』 で名が知られ、今後が期待されている。


◆ Pros
- 若手の注目株 2 人の好演。
- 若い男女の繊細な描写

◆ Cons
- 古くさいプロット



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