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[17th BIFF] 『Cold War / 寒戦』

2012.10.17.Wed.14:25
第 17 回 プサン国際映画祭 開幕作
『Cold War / 寒戦』

原題: 寒戦
製作年: 2012年
製作国: 香港
監督: 梁楽民(リョン・ロクマン)、陸剣青(サニー・ルク)
出演: 郭富城(アーロン・クォック)、劉徳華(アンディ・ラウ)、梁家輝(レオン・カーフェイ)、彭于晏(エディ・ポン)、李治廷(アーフリ・リー)

cold war_poster

[あらすじ]
アジアで最も安全な都市香港。ある晩、最も高度な装備と訓練された優秀な 5 人の警察官を乗せた車両が突然消える。そして、警察本部に 1 本の匿名の電話がかかってくる。ハイジャック犯は警察の内情に直接通じた人物であるようで、人質の解放に巨額の身代金を要求。救出作戦を 「Cold War」と命名し、犯人を捕まえるべく、所長の座を争うリーとラウが立ち上がる。リーとラウは意見が合わない。まず、リーが強引に奪還に向かうが事前に察知され救出できず。次にラウが犯人との交渉で奪還を試みるが、身代金を奪われた上、同僚の死を招いてしまう。2 人はどのようにして事件を解決するのか...

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


久しぶりに見た香港ポリスアクション。ワールドプレミアムだった。

なぜ本作がプサン国際映画祭の開幕作に選定されたのか、よく分からない。『インファナル・アフェア』 を継承するスタイリッシュな作品という前評判だったが、ふたを開けてみると、ハリウッド型のマイナーな 『インファナル・アフェア』 という感じである。『インファナル・アフェア』 シリーズがいか優れた作品だったか改めて感じる。

警察内部において昇進をめぐっての、タカ派とハト派の警察幹部の戦いという構図を見せることで、同一の事件を追う警察の方針や方策の違いが見えてくる。リーとラウの微妙な力関係は見ものである。アーロン・クォックは遠くから見ても目鼻立ちがくっきりとした凛々しい姿には惹きこまれるし、レオン・カーフェイの渋く重厚な存在感には圧倒される。

内側の戦いと外側との戦い、2 つのラインでストーリーがを引っぱる。人と人とのガチンコ勝負というわりに
は、人間臭さや泥臭さがなく、綺麗に化粧をして飾り立てたポリスアクションという感じである。スタイリッシュさにこだわりすぎているのではないかと思う。

ビルの屋上が爆発物で吹っ飛ぶという大がかりなアクション... いかにもハリウッドを意識しすぎた仕掛け。そもそも、ビルの屋上が吹っ飛ぶような都市のどこが安全な都市なんだか... 。

キャストはかなりいいと思うが構成や演出が残念で、どこかで見た数々の香港ポリスアクション映画を切り取ってつなげたような作品。

ラストのオチも、説得力がいまひとつ...


◆ Pros
- リー vs ラウの対決は見もの

◆ Cons
- ハリウッド風のデコレーションを施した香港ポリスアクション
- ストーリーの勢いが弱い


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第 17 回 プサン国際映画祭 開幕作『Cold War / 寒戦』原題: 寒戦製作年: 2012年製作国: 香港監督: 梁
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