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[17th BIFF ] 『The Thieves / 泥棒たち (原題)』

2012.10.22.Mon.03:35
第 17 回 プサン国際映画祭 Open Cinema 部門
『The Thieves / 도둑들 / 泥棒たち (原題)

原題: 도둑들
製作年: 2012 年
製作国: 韓国
監督: チェ・ドンフン
出演: キム・ユンソク、キム・ヘス、イ・ジョンジェ、チョン・ジヒョン、サイモン・ヤム、キム・スヒョン、キム・ヘスク、オ・ダルス、アンジェリカ・リー、デレク・ツァン

the thieves

[あらすじ] (参照: innolife
チームで泥棒稼業をしているポパイ (イ・ジョンジェ)、イェ・ニコル (チョン・ジヒョン)、シプドンコム (キム・ヘスク)、ジャムパノ (キム・スヒョン)は、ポパイの過去のパートナーだったマカオ・パク (キム・ユンソク) が提案してきた香港での新しい計画を聞かされる。そこに出所した金庫破りのペプシ (キム・ヘス) が合流し、5 人はそれぞれ人生最高の逆転劇を夢見て香港に向かう。
香港で韓国サイドの泥棒を待っている 4 人組みの中国サイドの泥棒チェン(サイモン・ヤム)、アンドリュー (オ・ダルス)、ジュリー (アンジェリカ・リー)、ジョニー (デレク・ツァン)。最高の腕を持つ専門家たちがセッティングされる中、互いへの警戒を緩めない両サイドの泥棒たち。張り詰めた緊張感の中に現れたマカオ・パクは計画した目標を明らかにする。それはマカオのカジノに隠された稀代のダイヤモンド “太陽の涙”。2,000万ドルの甘い誘惑には勝てない彼らは、早速“太陽の涙”を盗むための準備に入る。
しかし、本心を明かさないマカオ・パクとポパイやペプシの間には過去の因縁があり、中国サイドとも不協和音が。“太陽の涙”は誰の手に。


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


今年、韓国内で 1,000 万人以上の観客を動員した最大のヒット作 『泥棒たち』。“韓国版オーシャンズ 11” の異名を取っているが、その文字通り、それ以上でもそれ以下でもないストーリー構成。

どうせならリメイクであるとか、オマージュであるとか、インスパイアであるとか、きちんと本家へのリスペクトを表すべきだと思うのだが、韓国のコンテンツはいつもそういうところに配慮がなく、図々しくもオリジナルだと言い張るところがある。

本作は娯楽性の強い作品であるが、さてどこが面白いのかと聞かれると、答えに窮する。面白い言えば面白いが、特記するべき内容が見当たらない。コンゲームとしても詰めが甘いし、場面と場面のシークエンスも粗いし、チェ・ドンフン監督の 『犯罪の再構成』 に見る同様のオチが丸見えというところがちょっとどうなのよと。

豪華キャストというふれこみも、韓国の映画俳優について詳しく知っていれば楽しめるが、そうでもなければ何が豪華なのかさえわからず、国際的に名が通っているのはサイモン・ヤムぐらいか。

キャラクターの立体感もやや薄くて、私自身、韓国キャストは気に入っている俳優がそろっているが、それでもほとんど魅力を感じない。それこそ印象に残っているのはサイモン・ヤムだけだ。個人的にはカメオ出演のシン・ハギュンが、冒頭とラストで顔を出してくれたのが一番嬉しく、何のことはない、シン・ハギュンが美味しいところを攫っていったのではないかとさえ思う。

アジアのオーシャンズ 11 は、どこなくジャンクな集まりでチープな匂いが漂っていて冴えない。ハリウッド型エンタメ作品を狙ってみた (=真似してみた) というチャレンジング精神だけは評価できるのかもしれないが、正直なところ、韓国で騒がれているほどの期待は見込めない作品で、やや残念。


◆ Cons
- キャラクターに立体感がない
- 現地で騒がれるほど、胸ワクワクの作品ではない



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