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毒舌妻を愛する方法... 『私の妻のすべて (原題)』

2012.12.10.Mon.20:51
『내 아내의 모든것 / 私の妻のすべて (原題)
韓国版 DVD

原題 : 내 아내의 모든것
製作年 : 2012 年
製作国 : 韓国
監督 : ミン・ギュドン
出演 : イム・スジョン、イ・ソンギュン、リュ・スンリョン、イ・グァンス

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[あらすじ] (引用: WowKorea
美しく愛らしい容姿、完ぺきな料理の腕前、そしてセクシー。すべてを兼ね備えた最高の女ジョンイン (イム・スジョン)。しかし、口を開けば相次ぐ愚痴に毒舌。そのため夫ドゥヒョン (イ・ソンギュン) にとって結婚生活は地獄だ。一日に何度も離婚の決意をするが、妻が恐ろしく離婚の “り” の字も言いだせない小心者のドゥヒョン。そんな妻と別れる方法はただひとつ。彼女の方からドゥヒョンを去ることだ。妻が嫌いなことだけを選び些細な反攻を試みるが、目向きもしないジョンインにドゥヒョンは絶望する。だが、女であれば誰でも愛の奴隷にしてしまう非凡な能力を持った伝説のカサノバ、ソンギ (リュ・スンリョン) に出会い、絶好のチャンスを迎えることになる。


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


ことあるごとに吐き出される妻の弾丸毒舌トークにうんざりした夫は、離婚したいと思っているが小心者のため離婚を切り出せない。なんとか妻の方から離婚を切り出させるために、伝説のカサノバに妻を誘惑してもらうように依頼する... というラブコメ仕立てのストーリー。

プロットとしては面白いけど、この話の顛末はもう最初から見えすいている。夫婦とは何かと互いを見直すことに帰結するであろうと見え見えなのである。わかっちゃいるけど見てしまう私も私だが。

ジョンイン (イム・スジョン) の毒舌トークは、おそらくネイティブでないとあまり面白さが伝わらないのではないかな。ものすごい早口でまくしたてるが、字幕になるとさして面白いとも思えない。

しかしこの毒舌トークが評判を呼び、ジョンインは自分のラジオ番組まで持ってしまうのだから、もやは毒舌は特技だ。ああ、こういう芸人が日本の芸能界にもいるが...。

カサノバを雇うという夫の行為は奇抜な発想で、そのあたりから劇中の夫婦というリアリティ像は消え、劇画的な人物像へと変化していく。そのカサノバをリュ・スンニョンが好演しているが、正直、いわゆるヨーロッパ型のカサノバではなく、道化役も兼ねているようなところがある。

ミン・ギュドン監督の作品は、これまで 『私の生涯で最も美しい一週間』 や 『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』 を見る限り、軽いタッチでありながら繊細な演出で、見終わると清々しい空気感に包まれたものだ。

しかし、『私の妻のすべて』 では、夫婦という日常の単位について語っているにもかかわらず、人物設定がやや極端なせいか没入できないところがある。ストーリーは、先ほども触れたようにわかりきっている展開なので、非常に平面的で奥行きもないため、極端な人物設定がよけいに浮いて見えてしまった。

もしかしたら、こういう作品はその時に気分によって相当左右されるのかもしれない。


◆ Pros
- 軽いタッチのラブコメ

◆ Cons
- 見え透いた帰結
- 奥行のない展開と極端な人物設定のアンバランスさ



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