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King de WTF ! ... 『王になった男』

2012.12.25.Tue.23:58
『王になった男』

原題 : 광해, 왕이 된 남자 (光海、王になった男)
製作年 : 2012 年
製作国 : 韓国
監督 : チュ・チャンミン
出演 : イ・ビョンホン、リュ・スンニョン、ハン・ヒョジュ、チャン・グァン、キム・イグォン、シム・ウンギョン

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[あらすじ] (参照: innolife
1616 年、朝鮮第十五代王・光海君の世。権力争いのため毒殺の危機に怯える暴君・光海 (イ・ビョンホン) は、都承旨のホ・ギュン (リュ・スンニョン) に自分の身代わりとして影武者を立てることを命じる。そして、王と瓜二つの容貌を持つ道化師ハソン (イ・ビョンホン) は、王の影武者をつとめることになる。ある日、王が突然倒れてしいまう。ホ・ギュンは光海が治療を受ける間も王の代役を務めるようハソンに命じるが、さまざまな人間関係が複雑に絡み合う宮中で、平民であるハソンは戸惑いながらも、次第に操り人形ではない民のことを考える真の王としてまわりを魅了していく。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


本作は、『泥棒たち』 とともに今年 1,000 万人以上の観客を動員した大ヒット時代劇。「王子と乞食」 をモチーフとして、賤民が王の身替りとして宮中で影武者を務めるという物語。

ことさらネガティブキャンペーンを張るつもりはないのだが、この作品をして 「好評」、「ウェルメイド」 という言葉が濫用されていることに違和感を覚える。もちろん、これはほとんどが韓国内のメディア発信のものである。

興行が成功した裏側には、配給にあたった CJEM が、傘下のシネコンでほぼスクリーンを寡占状態で上映したという事実がある。さらに、キム・ギドク監督の 『ピエタ』 がヴェネツィア映画祭で金獅子賞を受賞したというニュースを受けて、予定していた公開日を 1 週間意図的に前倒ししてまでスクリーンを押さえたという。

何が面白いのかさっぱりわからない陳腐なストーリーというのが私の正直な感想。イ・ビョンホンの独壇場がウリで、他のキャストの配分の少なさを気の毒にも思う。主演と助演の緻密なケミストリーの積み上げはどこにも見当たらない。助演の顔ぶれは素晴らしいのに、添え物的な扱いが実に惜しい。全編 140 分中 120 分間スクリーンに登場するイ・ビョンホンの自己陶酔型の演技は、やや苦痛。同じオカズばかりでは飽きてしまうし、バランスのいい食事をしたいのと同じことだ。

庶民出身の偽者が宮廷の暮らしに馴染めず、やらかしてしまう数々の失態はコメディ仕立てになっているが、それも、糞ネタ、屁ネタという排泄ネタを一度のみならず、何度も繰り返す執拗さにはやや茫然。個人的にはこういうネタで人を笑わせるという姿勢自体が理解できない。

「王子と乞食」 をモチーフにしたと強調するものの、何よりもこの作品、韓国内のネチズンや専門家からも指摘を受けているが、庶民出身の大統領の身替りが登場するアメリカ映画 『デーヴ』 と同じプロットである。私はパクリという言葉は好きではないが、『デーヴ』を見た上であえて言わせてもらうとパクリといっても過言ではない。

どこの国の映画でも、似たようなストーリーというものは存在するものだと思っているが、この作品の場合、「似ている」 というレベルを完全に越えている。ストーリー構成、人物設定と人物関係、メッセージ性まですべて同じである。『デーヴ』で描かれている偽物大統領とファーストレディの本格的なロマンス部分だけが 『王になった男』 にはないが、偽の王が王妃にちょっかいを出すところは同じだ。

要は、骨と肉をごっそり抜き出して、皮だけ朝鮮時代の衣装を着せているような作品なのだ。きちんとリメイクであるとかインスパイアであると敬意を表すべきレベルであり、そうすればパクリなどと非難されることもないのに、そこは配慮の足りない韓国映画界の図々しさがまかり通ってしまうところが残念でならない。


◆ Cons
- パクリと言われても仕方のないレベル
- 安易で粗雑なコメディ

コメント
あんにょん
今スタバで食後のまったりコーヒータイムですー。
で、鼻からコーヒー出そうになったですよー(笑)
絶賛ネガティブキャンペーン(笑)
彼出演作品は韓国映画界では今後もうな丼維持でしょうねぇー(^_^)





















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