スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

女の選択って何?

2009.02.05.Thu.22:55
「オール・アバウト・マイ・マザー」

原題: Todo sobre mi madre
製作年: 1999 年
製作国: スペイン
監督: ペドロ・アルモドバル
出演: セシリア・ロス、マリサ・パレデス、カンデラ・ベニャ、アントニア・サン・ファン、ペネロペ・クルス
あらすじ ⇒ goo 映画 

allaboutmymother

母子のお涙頂戴ものではありません。

子供に向ける母親の愛情の深さだとか、母は強しだとか、そういうお決まり的なことで、同情を買ったりや感傷に訴える作品ではないようです。

女として生きたくて生きることのできない男、そんな男を愛してしまった女、本来男と交わるべきでない職業の女、女を演じることを職業とする女。

こうした女たちの胸の奥深くにある歓びと哀しみを、同時に描いていて、ストーリー自体に引き込まれ、シナリオはとてもいいなぁと思いました。

生まれてくる命は、親は選べないと言うけれど、ジェンダーも自分では選ぶことはできないのだなぁとつくづく思ってしまいました。

女として生まれたことが当たり前のことのように育ち、さて、ジェンダーと向き合うというような経験があるかと問われると、それは、会社や学校などの組織の中で性差別を受けたとか、家族の中での女性の位置づけだとか、なぜか社会的、制度的な議論の中で意見を持ったということでしかないような気がします。

この作品は、人生とか、人と人の絆とか、命の結びつきといった人の営みの根源的部分でジェンダーと向き合っているような、そんな性 (さが) の力強さを感じました。


コメント

管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。